コードネームは砂漠のキツネ | ぽっぽのブログ

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綴ることなく綴りゆき、やがて想う果て、彼方へ消えゆく定めの声か

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ナミダの音色はブルーアイス ブラックアイス 白い氷のフレグランス


透き通ってヴェルヴェット ハートの膜がヴェルヴェット


神のジャズと霧の魔法で頭の裏側にある空を飛ぶ


ヒューンと宙返りしたなら世界は逆さまに張りつけられてみんながまわる


宇宙のローラーコースターにシェイキンバッププルーフ


砂漠の果ての自販機でコカ・コーラをおろしたら炭酸水素のポニーテールにブルージーンが染み渡る


フランスパンのように高くのびろ キリンさんみたく高くのびろ


そこで見回した先の彼方に水晶たちの祝福あれ


石油ストーブで旅をしてオレンジのスタンドライトで一休み


ボールペンは白のページを駆けてゆく タッタカター


右手の起動 惑星の軌道 全てが一つの軌道 無限の軌道


インクの軌道が心の揺らぎの後を追いかけ白を黒で泳いでく


白紙はヴィジョンになり、ヴィジョンは白紙になる


心には様々な執筆家が何かを記してゆく


後になって読んでみて初めて意味がわかるもの


起きてる間はそれに夢中


何でもそーだ


クリームソーダにメロンソーダ


とってもソーダは甘そーだ


うんと寄り道したってちゃんとたどり着ければ大丈夫


うんと回り道したってちゃんとたどり着けたら結果は同じ


最後はみんなおんなじところにたどり着く


何でもそーだ そーなのだ


だから、さぁ、ちぢこまった不安と焦りに優しく語りかけよう


後になって読んでみて初めて意味がわかるもの


後になって眺めてみて初めて形がわかるもの


後になって見つめてみてそこで初めて伝わるもの


時間の不思議 時間は過ぎてからようやく時になる


全ての過ぎた時も結局は心の中にしかない


眺めてみてから初めて見えてくるもの


そうして初めて色がつく


不思議な絵画


とても不思議でもうなんかどうでもよくなって、ありがとよーうと言葉を送る


あの時僕はああだった その時僕はああだった


なんだかんだでそれでいいんだって感じたら、君の自分にファンレターを出しにゆこう


なぁ、俺も君もそこそこ上手くやれてきたんだぜ


だってこうして存在しているのだから


だから何がどうなっても心配はいらない


過ぎてみれば意味はどんどん変わってゆく


あの時ああだと思っていたこと あの時そうだと思っていたこと


ふとした時にひっくりかえることもたくさん


だから答えは急がないで


一つ一つを大切に記してゆこう


さぁ、伝説のファイヤーフォックスに乗り込んで出撃だ


世界中にちりばめられた悲しんでる俺救出大作戦


ダビデの星がきらめく夜にコックピットから手をふるよ


とんでくぜ とんでくぜ


真夜中のヒーロー


今宵の月に口ずさみながら