20代最後らしい役でした。


指令を伝える、ゼンです。



さて、Singularity Crashが、幕を閉じてもう何日も経ちましたが。

ご来場、ご声援、プレゼントや差し入れ、本当にありがとうございました。





いや、ほんとすごい役だった。

激動の20代の締めに相応しい素晴らしい役どころ。



サイバー特別警察司令官、アテナ。

太陽神ですよ、アテナ。

ストーリー的にはたぶんダークサイドに見えてるんだろうな。


立ち回りの多いこと!

台詞の多いこと!

台詞が多いというよりは、一言がいちいち長い!


悪戦苦闘、ダンスも殺陣ももちろんだけど、とにかく台詞と立ち振舞い、本当に大変だった。

何一つ上手くいかない、何一つ。



どれをとっても重厚感が出ない!

そりゃそうよ、いつも飛び道具なんだから。

軽快さが売りだったんだから。


すべてのマエダを封じて挑んだ、そんなアテナ様でした。


でも、しんどかった分、苦労した分、仲間の声が、特にベルムのえみ(坂元瑛美)とエリスのみほ(加藤美帆)の二人には、全力で支えてもらっていた、でないと立てなかったと思うくらいに。

そして話を聞いてくれて、なおかつ叱咤してくれた仲間、のり(長紀榮)と山田氏(山田貴之)には全力の感謝をしたい。


本当にありがとう、私の中で今回一番の心の支えだった。



達成感はすごくあった、やりきった感はすごくあった。


ただ、正直悔しさもあった。


もっとやれることがあったはず、なんだと思う。


もっとやり込めることがあったはず、なんだと思う。


だから次はもっとやり込めたと思えなくなるまでやってみたい。



次は絶対後悔しない、心残りを作らない芝居にする!


30歳の決意、これで行きます。




最後に。


アテナ様。

アテナ様に会えたこと、あなたの短い人生を共に歩めたことは私にとって最大の挑戦でした。

最後はちゃんとあなたを愛せた、私はあなたとの勝負に勝ちましたよ。

エリスとベルムのあの顔、二人でちゃんと覚えていましょう、今このときだけでも。


さよなら、アテナ様。

どうかご壮健で。



















☆ZEN☆