睡眠薬を飲んだのに、何とも眠れず丑三つ時にブログ書いています。


こういう事をするから余計に眠れなくなるとわかっていながら、私くらいの不眠症になると、一周まわって気にしません。


こんな日は、もう一度寝たとしても、すぐに目が覚めてしまうことが多くあるのですが、そんな時に時計が4:44だと嫌な気分になります。


最近も倦怠感と吐き気が続いていますが、少し前のように1日中というわけでもなく、比較的楽な時間帯が増えてきたように感じます。


ただ、気温が下がってきたことで身体のこわばりが少し強くなってきたことと、電車に乗っているときに、のぼせるような感じが出てきました。


でも、一番大事な気持ちの部分がほんのり安定しているので、離脱症状が出ても、悲観的にならずに過ごすことができています。


さて、この一年、妻は遠巻きに私の減断薬を見ていましたが、それに対して物足りない、もっと支えて欲しいと思ったことが何度もありました。


症状がひどく、精神的に不安が強く出ていたときなど、被害妄想や他責思考にとらわれ、妻や周りの人に対して(勝手に)不信感を持っていたのだと思います。


「自分がこんなに苦しんでいるのに、なぜベンゾの離脱症状について勉強してくれようとしないんだ」とか、「自分が辛い思いをしていることをわかっているはずなのに、どうしてもっと優しい言葉をかけたり、励ましたりしてくれないんだ」


主語自分ばかりの、そんな類の思考でした。


今でも苦しいときはそういった考えが出てきてしまうのですが、体調が落ち着くことで気持ちの持ちようが変わってきていて、ちょっとだけ違う見方をすることができるようになってきました。


離脱症状に耐えている間、私は仕事や土日の家事をこなすところまでが限界で、妻の仕事の話を聞くことや、子供たちが満足するまで遊ぶことなどはできていなかった。


ベンゾを飲んでいない妻だって、体調の悪い日もあったのでしょうが、私がこんな状態なので、きっと口に出せないことも多かったのだとも思います。


本当に具合が悪い状態が続くと、精神的に落ち込み、周りを責めたり、攻撃的になったりしてすることは誰しもあるのではないでしょうか。


忌々しいベンゾの減薬は長期間にわたるので、何だかもとの自分の性格を忘れてしまっていましたが、本来の自分はもっと穏やかで、他人に優しく接していたはず。


断薬して4ヶ月経ち、まだまだ苦しい日も多いのですが、来月は妻の誕生日やクリスマスがあります。


何ができるかわかりませんが、自分が気遣いをしてもらおうとするのではなくて、家族と、周りの大切な人へ、こちらからの気遣いをあらわすことができたら良いなと感じました。