秋から冬へ

坊ちゃんは現在,月に2~3回程度,発達支援センターのグループ療育に参加しています。コロナ禍の影響で単発講座はずっと開催されていなかったのですが,最近は少し落ち着いてきた為か案内を頂きました。 2時間の講座の間,人数制限はあるけれど預かり保育もお願いできる(!)とのことで,かあちゃん実に数年ぶりに自分の為の「勉強会」に参加させてもらえることになったのです。わーお。
当日は参加者が十数人と少なめで,主催者側としては勿体ない・参加者側としては贅沢な時間となりました。回し見する絵本もすぐ来るし,質問もできる。絵本は親子ともに大好きでしたが,基本的にかあちゃん趣味(食べ物と動物)・坊ちゃん好み(電車)に偏った構成になっているが気になっておりまして。講師の先生のお話を伺いながら,漠然とでも「お互いに楽しむ」ことが一番だけど,はっきりと目標(目的)を持って絵本を読むということに取り組むのも,また違った面白さになるかもなぁ,と感じました。 また,2歳5か月になる坊ちゃん,以前は自分一人でもパラパラ捲って読んでいることが散見されたのですが,ここ最近は絵本と言えばかあちゃんだ!と膝にがっちり座り込み,同じ本を5~6回読むことを要求してくることも。もうちょっと自分でも読んでくれるようになるにはどうしたら?という点を質問させて頂きました。 先生からのお返事は以下の感じでした。
・預かり保育直後の爆泣き(30分くらい声が聴こえていました・・)からも,絵本自体を楽しむのと同じかそれ以上に,ママとのスキンシップを好んでいると思われる。過去にも自分で読んでいたなら,徐々に一人でも楽しむようになっているのではないか。無理にやらせる必要はない。
・坊ちゃんの好み(ここ最近のブームは「かおかおどんなかお」柳原良平,「おばさんの料理」五味太郎)からも,彼自身が喜怒哀楽豊かなことが想像される。変化が楽しめる絵本を。
沢山の知らない絵本やその裏話等が紹介され,あっという間の2時間でした。そして,かあちゃんはある意味初めて「同じように子どもの発達に悩んでいる親御さん達」のお話を直に聴きました。いつものグループ活動は親同士の会話は皆無なので((-_-;))。なんていうか・・・ほっとしました。坊ちゃんがわーんわーん泣いてても皆さん『がんばってますねぇ~(ほんわか)』っていう感じで,謝りながらも保育園の保護者会みたいにドキドキしないでいいという,その安心感。なんとかして世界を広げて欲しい,周りの人間の心に気が付いて欲しいというママさんの切なる言葉に,参加者皆が自然と頷いていました。
面白いこと,楽しいこと,怖いこと,哀しいこと,奇麗なこと・・・坊ちゃん達もどうか沢山,この世界を楽しんでくれますように。
【お勧めされて気になった本メモ】
・ありからみると(科学のとも絵本)
・図鑑MOVEシリーズ
・のりまき(小西英子)
・でんしゃはうたう(三宮麻由子)
・めのまどあけろ(谷川俊太郎)
・じっちょりんのあるくみち(かとうあじゅ)★先生一推し
先生推しではなかったけど「ウエズレーの国」という本も絵が惹かれる……