2009年2月9日。 私達の恩師である野川春夫先生が御歳60歳を迎えられました。

野川先生、おめでとうございます!


これを記念し、その5日後の2月14日

私共、順天堂大学野川研究室の助手・院生が中心となり、グランドプリンスホテル新高輪にて、

還暦祝賀パーティーを企画・開催させていただきました。


この場を借りて、OBOGの皆さまをはじめ、ご関係の皆様方に改めてご報告と御礼を申し上げます。


本日は、当日ご参加いただいた方には当日のよき想い出をもう一度、そして当日残念ながらいらっしゃることが

できなかった皆様方にぜひ、当日の様子をお伝えしたいと思います。


今回のパーティーは、野川先生がオレゴンでの留学生活を終えて帰国された後、

専任としてお勤めになられた東京YMCA社会体育専門学校、鹿屋体育大学、そして我が順天堂大学時代の

ゼミ生・院生を含む「教え子」の皆様にお声がけをし、開催することとなりました。


また、野川先生とこれまでに大変ご親密に、ともにご活躍をなさってきた諸先生方にもお越しいただき、

会場に終結したのは全部で180名超。

残念ながらご欠席でいらした方々も、返ってきたはがきの数だけでもおよそ130名。


総勢にすると300名以上(実際はおそらくそれ以上)の教え子さんがいらっしゃることに、改めて驚かされました。



さて、いよいよ開宴。

司会を務めてくれたのは、野川ゼミ4期生のNさんと、8期生のA君でした。

(本当にすばらしい司会をありがとうございました!)


鹿屋時代の愛弟子の一人であるK先生のエスコートのもと、奥様、そして3名のお子様方とご一緒に

和やかなムード&盛大な拍手で会場入りされた野川先生を待ち受けていた、

当日のメインイベントは・・・


1.野川先生に 「”赤いベスト”のプレゼント」

2.教え子を代表して2名の方々からの 「お祝いの言葉」

3.同僚、またはお仕事でご一緒された先生方からの 「エピソード&メッセージ」

4.野川先生を振り返る 「感動ムービーの上映」

5.野川ゼミ5期生による 「野川先生との想い出余興」

6.プレゼントタイム: 「教え子から先生へ」 「ご家族から先生へ」

7.野川先生から お仲間の先生方&教え子たちへ 「涙のメッセージ」



などで構成されました。


赤いベストのプレゼントは、海外留学中のI君からのプレゼント。

教え子を代表しての挨拶は、「野川センセドキドキ」 のメッセージを東京Y時代のMさんから。

また、鹿屋時代の想い出話を、野川先生の研究筋を継承され、生涯スポーツの領域において

大変ご活躍中で、ホノルルマラソンに2度も野川先生とご一緒された走る人M先生より。


同僚の先生方、おひとりずつからもメッセージを頂戴することができました。


と、ここまで来て・・・ 野川先生はというと?


当日は立食パーティーだったのですが、隙を見つけては、テーブルひとつひとつをまわって、

参加された教え子さんのところにお酒を「つがれに」、まわっていらっしゃいました。

(何も食べず[食べることができず]、ひたすら飲まされまくって、真っ赤な顔の野川先生に、

幹事はパーティーをきちんと計画通り最後までつづけられるか、不安になりましたが・・・)



宴も中盤に差し掛かり、今回、幹事が特に時間をかけて、入念に用意した企画の一つ、

野川先生のご活躍を写真で振り返る「ムービー」の上映に。


野川先生にはもちろん内緒で、10月頃より、全国に散らばっている野川先生の教え子さんを頼りに

想い出写真の借用を依頼し、かき集めた写真を、当研究室M1のYD君が中心となり、

「走る間」を惜しんで?作成しました。


・・・これは、本当に盛り上がりましたね!!

参加した方々の御顔すべてを網羅するものではありませんでしたが、野川先生のご活躍ぶりを

オレゴン~東京Y~鹿屋~順天堂 + ご家族とのお写真

にて振り返る、楽しく充実した10分間でした。


オレゴン時代の、N先生と一緒に顔の3倍くらいあるステーキをほおばろうとされている衝撃的な写真、

東京Y時代の、教壇に立って授業を展開されている姿、

鹿屋時代の、野川先生のアパートで教え子みんなに囲まれている様子や、学会時の様子、

そして順天堂時代の、ゼミ生たちと研究室での様子や卒業旅行、追いコンでの写真・・・


どれもが、野川先生の歴史であり、その歴史の一部に、私たち順天堂の教え子が存在していることを

改めて実感させられ、その嬉しさ、ありがたさを多くの人たちと共有できた瞬間でした。


そんな教え子たちを代表して、野川ゼミ5期生による”余興”も、

笑いあり、涙あり、感動あり、野川先生にとっては冷や汗あせるもあり?、の大作でしたね!


すでに4,5年も前となる野川先生との思い出を、

あたかも今もまだ、ゼミ生として研究室にいるかのように、

「悲しい時~♪」のあのネタで再現してくれた5期生のアツさと結束力には驚かされました。さすがです。


仕事で忙しいのに、お願いをしたら即OKをしてくれて、しっかり盛り上げてくれた5期生のみんな、

本当にありがとう!!

(きっと、ご家族や、ゲストとしてお越しくださった諸先生方には知ることのなかった裏ネタ&新事実が

たくさん盛り込まれていたことでしょう・・・ 笑)



そんなこんなで盛り上がった勢いで、いよいよ終盤、プレゼントタイムプレゼントに。


今回は、参加者の方々の会費とご欠席者のご協賛から、下記のプレゼントを先生に

お渡しさせていただきました。


①奥様とお揃いの「テンピュール」の枕

②SONY デジタルフォトフレーム


さらに、娘さんからのびっくりサプライズ!で、お父様への花束がプレゼントされ、

会は最高潮に!!


そして、締めの御言葉を、野川先生と過去も現在も、そしてきっとこれからも堅密なご関係で公私共に

ご一緒されるでしょう、K先生より感慨深いお話を頂戴いたしました。


一大学院生としては、このような、お仲間であり、ご同僚であり、ある意味ではライバル?であり、といった仲で、

生涯の活動をともに切磋琢磨し合える方をたくさんお持ちの野川先生の人間性に、

改めて勉強させられるとともに、自分の将来を考えさせられるような気がした一コマでした。


最後はもちろん、野川先生・・・

の前に、「まずは家内より・・・」という野川先生のエスコートのもと、奥様がご登壇され、

今日の日のお喜びと、集まって下さった方々に対する感謝のお気持ちと、

激励の御言葉が述べられました。中には、ご主人である野川先生の御身体を気遣われる御言葉もあったことに

感動したのは、私だけではなかったと思います。


そのような奥様の御言葉を受けて、野川先生がお話をくださいました。

オレゴン時代から現在までを振り返られる言葉の節々には、野川先生が信念とされていることの一つ、

「学生のことを一番優先に考える」というお気持ちが多々、盛り込まれていることが感じられました。

先生の御言葉の最中、参加者の中には涙を流す方の姿も見られました。


「教育研究者」としての野川先生の基本的なスタンスは、今も昔も、そしてこれからも変わらないこと

なのだと思います。

また、そんな野川先生を支える奥様と3人のお子様、そしてお仲間でいらっしゃる先生方が

かけがえのない大切な存在であること。そして、私たち教え子も、その存在の一人として、きっと

野川先生の心の中に留めていただいているということが、先生ご自身に聞かずともわかる、

まぎれもない事実であるとも、言って良いのかもしれません・・・。

野川先生から教えて頂いたことを、教え子それぞれが受け止め、それぞれの活動の中で、どんな小さなことに

でも生かすことができたら、それが、教え子からの最高の恩返しなのかも知れないですね!



17時よりはじまった2時間の宴は、終始、「野川先生らしい」雰囲気だったと、後日、

たくさんの参加者の方からメールを頂戴しました。


帰り際に野川先生から頂戴したガラス細工の記念品。

このキレイなグラスと一緒に、2月14日の2時間の余韻を

いつまでも皆さんの心にとどめていただけたら、幹事としてはこの上ない喜びです。



なお、当日は、たくさんの祝電を頂戴しました。

また、沖縄からは、東京Y時代の教え子さんより 壺入りの泡盛(3升分!)を、

山形からは、幻のお酒「十四代」を、それぞれいただきました。


それから、当日がバレンタインデーであったこともあり、参加者の皆様方からは

色とりどりのチョコレート&お菓子や花束など、届いたプレゼントは野川先生がお帰りのときには

山積みになっていました。

(ホテルに借りた荷台は、クリスマスプレゼントを運ぶサンタクロースの”そり”みたいな状態でした 笑)



ご家族の皆様、お越しいただた皆様、プレゼントやご協賛をくださった皆様、会場確保にご協力下さった先輩方、

お写真を貸して下さった方々、同期の方々への連絡をまわしてくださった方々・・・

挙げたらキリがありませんが、とにかくご協力くださったすべての方々に、心より御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。


また、準備にかかわった助手・院生の皆様、そして学部ゼミ生のみんな、本当にありがとうございました。

今年が始まって、大きなイベントの一つを成功裏に収めることができたことは、今後の野川研にとって

本当に大きなパワーとなることと思います。


今後とも、野川先生のご活躍とご健康をお祈りいたしますとともに、OBOG各位の「野川先生以上の」ご活躍を

期待させて頂きまして、ひとまず還暦祝賀パーティーのご報告とさせていただきます。


なお、当日の写真集を、後日アップさせていただく予定です。

乞うご期待音譜



野川先生、本当におめでとうございます。

これからもどうかお元気で、教え子たちの活躍ぶりを見守っていてください。



パーティー幹事を代表して。

大学院  みやざきともこ