先日、某所で『事例検討会』が実施された。
定期的にカウンセラーが抱えているクライアントへの対応を面談記録
にして問題点を共有し意見交換し合う『事例検討』なのだが、先日の
ケースは、カウンセラー個人の自己満足と自己PRにしかすぎない
呆れた事例が発表された。
世の中には、こんな最悪なカウンセラーがいるものだと驚いた。
こんな最悪なカウンセラーにあたってしまったクライアントさんには
気の毒としかいいようがない。
クライアントさんに焦点をあてるはずのものが、不自然にカウンセラー
自身に焦点があてられているのだ。
しかもクライアントさんから感謝の手紙を貰ったとかで、ご丁寧にその
手紙のコピーを他カウンセラー全員に配布しているのです。
カウンセラーとしての守秘義務、どうなっているのですか?
主役はクライアント、カウンセラーの役割は主役を支えることでは?
まさに自己陶酔の世界に陥った最悪のカウンセラー・・・
基本の対人支援職としての倫理基準・・・どうなっているの?
特に問題なのは、クライアントさんの個人情報にふれる部分(手紙や
そのた会社名、個人を特定できるような詳細)を大勢の人達に発表し
しかも手紙のコピーを回収しなかったことです。
人材ビジネスに携わった者であれば、この部分がいかに命取りである
かわかるはずです。
これが、もし、組織としてブランドを背負っていたとしたら、一瞬のうちに
信用を失い、倒産・・・ということだってあるのです。
成功事例と失敗事例があるように、カウンセラーの資質としても
失敗事例をみたような気がした。