ナゼ回り続けない方が良いのZPIの防錆SiCBB(セラミックボールベアリング)


その答えはそれがスプールベアリングに求められる真実の性能だからです。


ベイトベリールにおけるスプールベアリングの使われ方はかなり特殊なものです。それはナゼそう言えるのか、幾つかの要素が挙げられますが代表的な例としてベアリングの固定方法。ベアリングの内輪側も外輪側もルーズ(完全にされていない状態)フィットで使用されている点です。

これはスプール回転の上昇速度とベアリングの回転上昇が同調できていないことを示しています。


0.1秒以下の短時間で3万回転毎分(30000rpm)に到達するスプールの回転上昇にルーズフィットのベアリングは追従しきれないのでスプールシャフトと内輪の接触面では滑りが生じていると考えられ、同様に外輪もベアリングのハウジング内(リールフレーム側)で回転方向に滑っていると考えられます。..

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つまりスプールシャフトはベアリングの内輪の内で滑りながら回転上昇してルアーの放出速度を決定していると言うことになります。


結論はスプールシャフトの回転上昇を速めてよりルアーの放出速度を高めることが目的とするならばその為に最適化をなされたボールベアリングこそがベストであると私は考えます。


回っているのはスプール及び連結されたスプールシャフトであって、ベアリングの外輪では無いことが理解してもらえるでしょうか。

そしてもう一つベアリングが回り続け無くて良い裏付けとしてルアーの滞空時間(飛行時間)が挙げられます。フルキャストでもおよそ3秒程度の飛行時間ですから着水時にはスプール回転はほぼゼロに収束しなければならないのです。この様な状況的要素からもベアリングの外周部分が回り続けることは無意味であるといえます。


スプール回転を瞬速で上昇させ3秒後には瞬減速出来る運動性能(レスポンス)の為にスプールおよびスプールシャフトの回転慣性の低減を実施しています。当然ですがスプールベアリングにも整合性をもたせていますので回り続ける事は必要ないのです。
ZPIの防錆SiCBBが回り続けることを良しとしない理由はこの様な意味があるのです。見掛け倒しの意味なし回転持続系BBと違いは明確です。

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 スプール回転が毎分3万回転を超えようとするフルパワーキャスティングは、ボーターよりも陸っぱりに多く見受けられるシーンです。フルキャスト時にベアリングボールは一体どれ程の高回転にさらされているのでしょう。内外輪に挟まれたセラミックボールは本体の10倍以上もの高回転に達していることに成ります。立ち上がり加速と最高回転数の向上を必要とする状況だからこそセラミックボールが活きるのです。
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