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AFC U-19
CHAMPIONSHIP

CHINA 2010


GROUP C

会場

ジボ・スポーツセンター・スタジアム (中国)

主審 モーセン (IRN) 評価B

(JPN)

2-1

(UAE)

日 本

UAE

Min.

Event

Team

Name (memo)

HT

交代

JPN

永井 龍→

12 宇佐美 貴史(OH)

53

GOAL

JPN

[OG]A.ラシード

←阿部 巧(L-C:L)

59

交代

UAE

アルシェッヒ→

11 リジャイビ(FW)

69

交代

JPN

酒井 高徳→

16 古田 寛之(LH)

67

交代

UAE

ワリード・フセイン→

6 マジド・ハサン(DH)

78

交代

UAE

ラシド・ハサン→

6 マジド・ハサン(DH)

90

GOAL

UAE

アハメド・ハリル(L)

←アルラキ(FK:L)

90+1

GOAL

JPN

指宿 洋史(R)

Man of the
Match

JPN

六平 光成

UAE

監督:J.R.ムバラク (4-4-1-1)

 

1 A.アルバルーシ

 
 

 

 

29 ムバラク・サイード 5 A.ラシド 

25 イブラヒム・サイード

15 ハリド・イブラヒム

 

28 ワリード・フセイン  12 ハリド・ジャラル

23 ラシド・ハサン 

7 A.アルシェッヒ

10 A.アルラキ

 

 

9 アハメド・ハリル(C)

9 指宿 洋史  9 永井 龍

 

8 酒井 高徳

7 菊池 大介

   

6 藤田 息吹

10 六平 光成(C)

 

5 阿部 巧

19 岡本 拓也

3 平出 涼  13 遠藤 航 

 

 

 
 

18 川浪 吾郎

 

監督:布 啓一郎 (4-4-2)

日 本


今日始まったAFC U-19選手権。


UAEはこの世代ではかなり強いチームらしく、日本も警戒してあたったようだが、結果は見事に勝利し、幸先良い今大会のスタートを切った。


とはいえ、内容は辛くも勝利。


オウンゴールで先制し、相手GKのミスで何とか決勝ゴールを奪うという結果であり、期待していた内容とは程遠いものだった。


中でも最も期待していた宇佐美は何故かスタメンから外れた。


布監督については、グループ最強のUAEに対し、宇佐美の力を十二分に発揮させる為にもあえて前半は温存させたという観方も出来なくはない。ただ、前半はシュート0に終わり、むしろUAEのパスワークに翻弄された結果であった事を考えても宇佐美はフル稼働させるべきではないかとも思えてしまった。


どうせならば、次のベトナム戦に温存させるべきではなかったのかなと。


何にしても、試合後の指宿がコメントしたように、W杯でスペインが初戦はわるかったとしてもその後調子を上げていって優勝を勝ち取ったという前例をあげられてしまうと何とも言えなくなってしまう所もあるんだけどね。


それにしても、この世代のチームの試合をしっかりと見るのは初。


プラチナ世代と呼ばれているようだが、内容的には先に書いた通り、まだまだ。


それでも、その片鱗はしっかりと見せてくれた。


個人的には宇佐美に最も注目していたが、トップ下のポジションでどちらかというとパスでゲームに絡んでいく方が多く、期待していたドリブルのチャンスは余り見られなかった。後半に訪れた絶好のシュートチャンスも左に逸らしてしまった。宇佐美は、ウイングで使った方が面白いプレーを魅せてくれそうな気がする。まぁ、そうなるとシステムをいじらなければならないし、時間的には難しいんだろうけど。


そして、実質初めて観戦したFWの指宿。


スペイン3部で武者修行中という状況だけでも相当魅力的。プレーの方でも190cmを超えるフィジカルを活かしたポストプレーやボールキープで存在感を魅せた。ゴールは完全にラッキーなゴールだったが、そのシーンを振り返ってのコメントでも、シンプルに前向きに捉えている様には好感が持てる。足元の技術もあるし、平山の様にひょろ長い長身ではない所も期待できる所だろう。今大会ではゴール量産で得点王を狙ってもらいたい。


続いては、新潟の酒井。W杯にも帯同した選手だが、ここまで出来るとは思っていなかった。クロスは正確だし、DFがついてもしっかりあげてくれる所が日本人らしくなくて良い。


更に、その酒井の後ろからの攻撃参加で存在感を魅せたのが阿部。FC東京から横浜Fにレンタルに出ているようだが、こんなに良い選手だとは思わなかった。上背は無いが長友の様に粘り強い守備はできるし、何よりもその積極性とそれを支えるスタミナが素晴らしい。先制点につながったクロスも彼がいたからこそ生まれたと言える。FC東京は長友を放出しているんだしすぐにでも取り戻したい人材だろう。左利きの左SBという点も期待したいポイント。今大会で大きく成長してもらいたい1人だ。


そんな魅力あるメンバーだが、MOMにあげたのは六平(ムサカ)。平らなのに、サカと読ませる変わった苗字だが、その存在感は際立った。守備での献身は光り、その上で攻撃のサポートにも良く出て行った。ミドルシュートという選択肢もあれば更に面白い存在になるとは思うのだが、中盤の底から前目まで幅広く動いてチームを援ける動きはなかなかのもの。大学2年という事だが、どのJクラブも欲しい選手の1人だろう。


そして、MOM級の働きを示したのはGK川浪。柏の第3GKらしいが、ファインセーブを数発見せ、日本を救った。このチームの正GKはモンテの中村のようだが、風邪をひき、この試合はスタメンを外れたらしい。

このチャンスを見事に活かした川浪が正GKを奪う可能性は少なからず有り得そうでモンテファンとしては心配でもある^^;


さて、ここまでは良かった選手だが、CBの2人は上背も無く、危険なシーンを何度と無く作られた。勿論、彼らだけに守備の責任を押し付けるべきものではないが、それでも後半の相手の決定機などではエリア内で簡単にボールを奪いに行って、ドリブルでかわされるなど、最悪の対応も。


また、菊池はミスパスが多く、岡本のクロスはことごとく精度を欠いた。後半、宇佐美が入ってからは右サイドからの攻撃も増えたのだが、それをミスで活かせない様では勿体無い。レベルアップしてもらわないと。


いろいろ書いたが、それでも魅力的なチームだけに次の試合も楽しみにしたい。




最後に、UAE代表の選手の印象について。


9番アハメド・ハリルは、2年前の大会で得点王でMVPになったというA代表メンバー。178cm、右利き、長めのクロスは下手だが、左サイドからのドリブル突破からの折り返しは日本にとって最も危険なシーンだった。


10番は、典型的な左利きの司令塔。とにかく、スルーパスが大好き。常に狙っている所は観ていて面白い所だが、後半に入り、スタミナが落ちたのかパスの勢いが減り、通らなくなった。それでも、正確なFKからゴールを演出。UAEの次代を担う天才肌のゲームメイカーだった。


23番は、俊足タイプの右利きアタッカー。足元の技術も高く、瞬発力もあってそのドリブルは脅威。ワンツーでの抜け出しも得意だった。


7番は左サイドのアタッカー。右利きでドリブル好きだが、単独突破というシーンもなく、そこまでの怖さは無かった。それでも、彼と右の23番は守備での貢献度も高かった。


25番は右利き右SB。一瞬のフェイントで相手をかわすプレーが上手かった。守備面では酒井に苦しめられた。後半のエース ハリルが作った決定的シュートは決めたかっただろうが、その前にあのポジションまで駆け上げっている所が素晴らしい。


15番は左利き左SB。右と違って、左足の精度あるロングパスで攻撃の組み立てにも参加するタイプのサイドバック。ポジショニングも余り高く位置取りせず、守備のバランスも取れていた。


12番は、パスが上手く、UAEの攻勢の時間帯では上手くサポートして攻撃に関与。スタミナに溢れるタイプそうで守備での貢献度も高かった。


後半から入った6番はドリブルで3人かわしてシュートまでいくなど、UAEの層の厚さを感じさせるプレーを見せた。当然ではあるが、その決定的なシーンでのシュートが入っていれば試合は全く違う結果になっていただろう。


オウンゴールをした5番はそれ以外のシーンでは集中していただけに悔やまれるだろう。そして、キャッチしたボールを指宿の足元にこぼしてしまった16歳のGKは、相当なショックだったろうなぁ。



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