キリンチャレンジカップ2010

2010.04.07

会場 大阪長居スタジアム (大阪)
主審 ? (KOR) 評価B

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(JPN)

(SER)

AWAY

日 本

セルビア

Min.

Event

Club

Name (memo)

15

GOAL

SER

ムルジャ(L)

←R.ペトロビッチ(LF:R)

23

GOAL

SER

ムルジャ(L)

HT

交代

JPN

栗原勇蔵→

16 石川直宏(RW)

HT

交代

JPN

興梠慎三→

11 玉田圭司(LW)

52

交代

SER

タディッチ→

17 ダビドフ(LH)

60

GOAL

SER

トミッチ(FK:R)

64

交代

SER

ニンコフ→

3 ブリチェビッチ(RB)

70

交代

JPN

中村俊輔→

8 山瀬功治(OH)

70

交代

SER

フェイサ→

14 ミトロビッチ(CH)

78

交代

SER

レキッチ→

11 カルジェロビッチ(ST)

82

交代

JPN

遠藤保仁→

25 槙野智章(CB)

82

交代

JPN

玉田圭司→

12 矢野貴章(FW)

85

交代

SER

トミッチ→

16 ベリッチ(RH)

86

交代

SER

ブルキッチ→

12 ヨバニッチ(GK)

Man of the Match

SER

ドラガン・ムルジャ

セルビア

監督補佐:チュルチッチ (4-4-1-1)

 

1 ブルキッチ

 
 

 

 

6 ミロビッチ 4 V.スタンコビッチ

2 ニンコフ

13 ロミッチ

 

7 フェイサ 5 R.ペトロビッチ(C)

8 トミッチ

10 D.タディッチ

18 ムルジャ

 

 

9 レキッチ

13 興梠慎三 9岡崎慎司

 

 

 

10 中村俊輔

7 遠藤保仁

 

20 稲本潤一 2 阿部勇樹

5 長友佑都

21 徳永悠平

22 中澤佑二(C) 19 栗原勇蔵

 

 

 
 

1 楢崎正剛

 

監督:岡田武史 (4-2-2-2)

日 本

何というザマだ。


しかも、国内組同士の戦いだとぉ!?



こっちの海外組はMF本田とMF長谷部とMF松井とFW森本の4名。


一方、向こう様の海外組は、GKストイコビッチ、RBイバノビッチ、ルカビナ、CBヴィディッチ、ルコビッチ、スボティッチ、ドラグティノビッチ、トモビッチ、LBオブラドビッチ、コラロフ、CHデヤン・スタンコビッチ、カチャル、クズマノビッチ、ミリヤシュ、RHクラシッチ、ヤンコビッチ、LHヨバノビッチ、トシッチ、FWジギッチ、パンテリッチ、スレイマニ、ラゾビッチ。


何人いるかはもう数えたくね~わ(苦笑)


セルビアリーグのレベルは今季のUEFAリーグランクによると21位


リーグのレベルがヨーロッパでは低いから青田買いされる選手も多いだろうし、自国リーグからどんどん選手が出て行く傾向にある訳だから、代表レベルの選手は必然国外でプレーする事が多い。


だから、国内組を集めれば2軍、B代表という表現にもなるが、実際の所は1軍の控えすらも召集されていない事を踏まえると3軍、C代表と呼んでもいい状態である。


勿論、セルビアと日本を同列に並び立てて争わせてもしょうがない所もあるが、我々日本のほぼ1軍がセルビアの3軍に、


ノーゴール3失点


だったという事は重く受け止めなければならないだろう。



過去のキリンカップにも良く来てくれていたセルビアだが、いつも国内組中心での来日であり、今までに怖いと思えた事は無かったので、今回もとりあえず勝利して、岡田ジャパンの前途はぼかされるのだろうなと思っていた。


正直、セルビア国内組を過小評価していた訳だ。


ところが蓋を開けてみたら、ムルジャのドリブルはボランチ、CBともに引きずられ、相手の組織だったブロックをついに崩す事無く、ただボールを相手陣内で回し続けただけでゲームを終わらせる事となってしまった。


TVでは4-2-3-1とシステムを表記していたが、俊輔は左後方が主な居場所であり、どちらかと言えば4-3-2-1にも見えた日本。このブログでは前後左右、自由に動く俊輔と遠藤のポジションをトップ下と考え、4-2-2-2にした。


流動的なサッカーというが、それは状況判断の優れた流れを感じるものではなく、ただ相手のプレッシャーを避けた軟弱な姿勢にしか映らなかった。


岡崎もコーロキも俊輔も遠藤も比較的好き勝手に動くので、相手ボールになってからの守備組織の構築が遅れる。中盤のプレスが甘くあっさりと裏を取られて失点したシーンが典型だろう。


これを何もせずに見守ってきたのが岡田武史の責任でなくて誰の責任だというのだろうか。


70%の選手は決まっているという。23人の70%は約16人だ。


残りの枠は7人。


選手個々については下記の寸評で述べるとするが、選手云々だけではないこのサッカーには絶望を通り越してもう笑うしかない。


相手が守備のブロックをしっかり2枚作って、引いた場合、完全に攻略する術がない事を改めて証明した今日の日本。


得意のFKも相手方に決められる始末でこちらのFKはどうだったろうか!?また、セットプレーはどうだったか!?


日本が得意とするセットプレーで点が取れるのは背が低いアジアのチームか守備組織が構築しきれていないチームだけだと、またしても示したに過ぎない。


だから、サイズの小さいFWを揃えて、流動的なサッカーをする事になっているとは思うが、スペースが余り無い中で有効なシュートは打てず、無駄なポゼッションで前がかりになって裏を取られているんだから本末転倒だろう。


例え、海外組がいたとしても、ドリブル突破で何人も抜く事は出来ない松井、そしていまだ連携不足でスタミナにも問題があるといわれる森本の2人で大きな変革が生じるとは期待はしても現実としてはどうだろうかと思えてしまう。本田圭佑と長谷部はチームの軸になりうる選手だが、長谷部の攻撃力を活かすには遠藤と並べて守備の負担が増やす采配では意味が無いし、本田に至っては何処のポジションで使うのかすら、いまだ不透明な状況だ。


これでは劇的な変化が訪れない限り、強さに早さでも劣り、無駄にスタミナを浪費して大事な所で落ち着きを欠く、ハングリー精神もない日本のグループリーグ3敗は大本命だろう。


相手の国がミスする事を祈るしかない。唯一の希望はそれしかない。



それと話は変わるがついでに触れておきたいことがある。


俊輔が活躍したスコットランドのリーグランクは13位。


スコットランドで活躍しても大した事ないよ!!と言う方が前にいらっしゃったが、セルビアの21位よりも大幅に上ですからね。しかも、そのセルビアリーグ選抜にJリーグ選抜は敗れたということを良く認識してもらいたい。しかも0-3で。まぁ、ブラジル人を大量に使えばJも勝てるかもしれないけどね(笑)


そうやって考え、単純比較すると、JリーグのレベルがUEFAでどの辺りにあるのかも推し量れる気がしてくる。


最後に寸評を。赤字にした選手は岡田が言う70%の中に含まれているのではないかと予測する選手たち。


寸評

Pos. Name

Point

GK 楢崎正剛

5.5

3失点は痛恨。特に3点目は警戒不足だったか。

CB 中澤佑二

4.5

栗原と息の合うところを魅せて欲しいというマリノスファンの希望は脆くも崩れ去った。相手FWのドリブルへの対応にはやはり課題が散見。更に、ビルドアップでも細かなミス多発。

CB 栗原勇蔵

5.0

折角のチャンスを棒にふってしまった印象。フィジカルは確かにJ屈指なんだけど、ポジショニングや判断力には不安があるのも事実。失点が最終ラインの責任ではないだけにそこを岡田がどう判断するか。

RB 徳永悠平

5.5

守備重視のタイプでもあるがタイミングの良い攻め上がりは数えるほどだったのは残念。特にサイドでの仕掛けは全く上手さを感じさせない所が更に残念でもある。勿論、守備面を考えると彼の力は計算出来る所もあるが、いまいちな最終アピールになった印象か。

LB 長友佑都

6.0

得意のカットインなど、でかい相手をアジリティでかわしていくシーンなどは期待が持てる。守備面では裏を取られるなど、問題点も少なくは無いが、より攻撃に出て行かざるを得ない状況を考えれば止むを得ないかなと。

DH 阿部勇樹

5.5

久々の代表ゲーム。前半はボランチ。後半はCBに入ってからボランチとポジションを良く動かされながらも無難にこなした。この試合展開の中では積極的な姿勢も見られたし、良かったと思う。ただ、CBとして使える目途がついたと岡田には思って欲しくはないが。

DH 稲本潤一

5.5

球際などは安心してみていられる感じがこのポジションでは大事だろう。前線が自由に動く事に苦労しながらも良く出て行く姿勢が見られたが後半はアンカーで守備重視でプレー。ただ、ハイレベルな相手に1ボランチでは相当きついだろうな。最近、恵比寿のダーツバーに出没中らしい。しかも、ダーツもしないし、酒も飲まないらしい。いる理由は何だろうかw?

OH 中村俊輔

5.0

トップ下が好きな筈だがサイドに流れたがり、サイドに張らせると中に入るという癖は監督が指導するべき問題でもある。聴くか聞かないかは別としてw

FKの精度は悪いまま、更に後ろでボールをこねくり回している姿はトルシエ時代に逆行しているのではないかとすら思えてしまった。彼が中心にいてこの相手からゴールが奪えないのならW杯でも点が取れないと言われてもしょうがない。ただ、昔ながらの頑固な俊輔ファンとしては彼がFWにどうやってゴールを奪わせるか理詰めでチームを引っ張っていく姿勢を守備に負担をかけない形で望むしかない。

OH 遠藤保仁

4.5

体調不良は大丈夫なのだろうか。キックの精度は物足りないシーンもあったし、俊輔と共にゲームを作り出す選手として俊輔よりもチャンスに絡むシーンは少なく存在感は希薄だったと感じた。俊輔ほどの愛着が無いから思うのかもしれないが、彼のガンバにおける自由度は代表での俊輔と同等以上だとも思える。サッカーの大きな大会とは縁が無さ過ぎる遠藤だが、今度はどうなる事だろうか。

FW 岡崎慎司

5.0

Jで発揮する存在感は何なのだろうか。そんな疑問がまたしても浮上するほど、パッとしない出来に終始した印象だ。それでもJで結果を出しているし、代表でも格下からのゴール量産で結果を出した以上、間違いなくエース待遇である事は間違いないだろう。だが、彼がエースと呼ぶべき選手なのかはいまだに懐疑的だ。

FW 興梠慎三

5.0

最終チャンスはいかせなかったね。

RW 石川直宏

6.0

サイドからの単独突破にカットインしてからのシュート、DFの裏に抜け出しての決定機などその存在感を十分に発揮した。ただ、あれだけチャンスがあるなら決めてもらいたかったけども・・・。それでも、この働きが出来る選手を先発で起用しない手は無い。日本で唯一世界に通用すると思っているアタッカーは絶対に呼ぶべき存在でしょう。

FW 玉田圭司

5.5

足を痛めていた事もあって決定的な仕事は出来ず。ただ、彼にはブラジル戦での奇跡があるからね。岡田も彼の可能性にすがりたい所で負傷さえなければ召集されそうな気が。

OH 山瀬功治

6.0

ドリブルなどで左サイドからの突破でアピール。松井よりも突破力は上じゃないかな。ただ、国際経験では松井にかなわないし、代表経験でもかなわないし、最後のチャンスでのアピールは足りなかったと見るべきか。それでも、今後のJでのプレーぶりでは可能性は無くは無い。石川と共にキレ味で勝負するドリブラーは勝負所で絶対に必要となるだけにまだ諦めないでもらいたい。

CB 槙野智章

評価無

何の為の投入だったのかが良くわからない。FWとして投入したなら、意味がわかったんだけどw

FW 矢野貴章

評価無

右サイドに張らせて高さとスピードで前線での基準点作りとしてなら効果はあると思うんだが単純に2トップだと、平山の方がいいだろうな。その平山と比べての選出なんだろうけど、今更急に呼ばれて何が出来るかって話でもあるよね。

監督 岡田武史

3.5

苦言は上に書いた通り。ただ選手を並べて、はい、頑張って!というジーコのサッカーではダメな事が明確になっていたはず。だから、オシムに監督になってもらったのに、またしても同じことになっているのが本当に残念でならない。日本のサッカーは世界のサッカーのパクリであってこれぞ日本のサッカー文化と呼ぶべきスタイルは何処にもない。そんな国が世界と伍して戦う為には戦術と戦略が重要に決まっている。今更言ったってしょうがないのかもしれんがのう。


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