J1の予想は明日にして、先ずはJ2から順位予想を書いていきたい。
一つだけ、ことわっておきたい事は、あくまでもサッカー馬鹿の偏った視点からの予想という事であって、下位にいるクラブを嫌いだとか、陥れようとか、そういった悪意は無いということ。純粋に上から順番に決めていった結果であるという事で、ご理解頂ければ幸いである。
<2010 J2順位予想>
1位 柏レイソル
降格したとはいえ、昨季終盤の粘り強さは十分にJ1クラス。さすが、経験豊富なネルシーニョ采配だった。まぁ、前任の監督の不甲斐無さが際立っただけにも思えるが・・・。湘南との入替戦があれば結果は違っていたかもしれないだろう。今季の戦力を見ると、守備陣がそっくり残留。攻撃陣も菅沼、大津というJ1でも輝けるアタッカーを擁し、ブラジル人FWも新たに獲得と戦力は上積みされた印象。フランサが何処まで持つかは微妙だが、試合数が大幅に減った今季のJ2ならそのアイデアを活かせる試合も多くなるだろう。戦力層も厚く、昇格はほぼ間違いない。あとは、新外国人の爆発次第で優勝できるかどうかが変わってくる感じか。
注目選手:大津祐樹
ロンドン五輪世代の柏期待のホープ。今季J2で確実にチャンスは増える。アシストよりもゴールでその存在感を高めてもらいたい。
2位 ジェフ千葉
クラブ史上初の降格という屈辱を味わった昨季の反省は戦力補強にしっかりと現れた。勇人、村井、茶野、林とかつて出て行った選手を揃って戻した。いずれもJ1で戦っていた選手であり間違いなく貴重な戦力である。更に、豪州代表のミリガン、名古屋の山口、青木がレンタルバックし、鎌田をレンタルで獲得するなど、その戦力はコンサ、甲府を凌駕し、柏も超えるのではないかとも思える。代表レベルとは思えない巻もJ2であればゴール量産は十分可能だろう。それは、強さに光るものがあった大島、豊田、長谷川、高崎、都倉などの活躍を見ても強く感じる。あとは、新戦力、出戻り戦力をどうチームに上手く組み込めるか。江尻の采配にかかる部分が大きい。昨年は15試合やって1勝と監督としての能力には疑問も。ただ、悪い流れを引きずった状況と準備期間を設ける事が出来た今季とでは違いがあるだろう。誰よりも江尻に責任が重くのしかかるシーズンを江尻自身がぶれずに戦い抜けるか。それが昇格に大きく影響するだろう。
注目選手:巻誠一郎
J1では不甲斐無いと感じられた彼の能力もJ2でなら話は違う。力強いFWがより活きる舞台で彼が得点王に名乗りをあげる事も決して不可能ではない。というよりも彼のゴールなくして、ジェフの昇格は無い。それぐらい江尻が信頼して使うだろうし。
3位 コンサドーレ札幌
愛するクラブであるだけにこの予想。
かなり贔屓目である事は、気にしないで頂いて。
戦力に関しては、ダニルソン、中山元気、石井、西と絶対ではないものの使える選手が出て行ったのは残念。特に石井にはずーっと期待をかけていただけに。それとコンサを支えてきた曽田も引退・・・。世代交代はサッカークラブの常とは言え、やはり寂しいものだ。
悲観的になってもしょうがないので、新戦力に目を向けると、やはりゴンの存在感はとにかくデカい。先日のプレシーズンマッチの内容を見ても動き自体は悪くないし、J2ならまだ行けると思う。あとは、チームにフィットするかどうかという点が重要だろうけど。
即戦力という点では、FW近藤、MF内村、DFリ・ハンジェという力のある選手が加わったのは大きい。特に内村の昨季の18ゴールは立派な数字。彼の加入で藤田と岡本が競争してレベルアップをはかる事も期待したい。
注目選手:藤田征也
今季も変わらずに注目したい。左サイドでのプレーで望まれることはやはりカットインしてからのシュート。アシストも大事だがより貪欲な姿勢でコンサを引っ張ってもらいたい。
4位 ヴァンフォーレ甲府
昨季は湘南と熾烈なデッドヒートを繰り広げたが惜しくも4位に終わってしまった。しかし、そこまで湘南との差は無かったというのが直接対決での内容を見て思うところ。今季の戦力を見ると、長年アンカーとして君臨していた林が引退し、右SB杉山が移籍してしまった点がマイナスではあるが、パウリーニョとハーフナーの2人を獲得できた事はかなり大きい。パウリーニョが怪我無く力を発揮してくれるならゴール量産は固いだろう。更に昨季鳥栖で15ゴールをあげたハーフナー、そして14ゴールをあげたキム・シンヨンのツインタワーは破壊力抜群。基本システムは3トップ気味だろうが、パワープレーでの彼らの2トップの破壊力は、J2では抜けている。大西やマラニョンも含めた前線の攻撃力は楽しみでならない。ただ、安間監督の退任が疑問。これが大きな影響を与えそうな気がしてならない。
注目選手:ハーフナー・マイク
元マリノスという事で愛着が強い事もあるけど、サイドアタックが得意な甲府の3トップの中央に君臨すればJ2得点王も十分視野に入るだろう。彼が一皮剥ける事を期待したい。
5位 徳島ヴォルティス
大躍進を遂げるだろうと予想したい。その理由はプレシーズンマッチで浦和を破ったからではない。それよりも、美濃部采配3年目でチームが進化しているという点と、昨季以上に更に補強を遂げたという点を評価した。特にJ2No1司令塔の島田の加入はチームを1ランク上に上げるだろう。青山や柿谷、津田、平繁など若くしてJを賑わせた逸材たちの存在も大きい。これで点が計算出来るブラジル人FWが1人いれば3位以内にあげていたかもしれない。それぐらい、やってくれそうなポテンシャルを秘めているチームだ。
注目選手:島田裕介
何故、これだけの天才がJ1で成功しないのかが理解不能。それぐらいファンタジックな左足を持っている。草津も鳥栖も昇格させられず、J2を流浪するシーズンが続く。今季の徳島も惜しいけど、届かない。そんな風に思わせるところを良い意味で裏切ってもらいたい。
6位 大分トリニータ
経営難さえ無ければ・・・・。今更、選手が出て行ったことに触れたいのではなく、今季3位以内に入っても返済が出来なければ昇格は無いという状況について思うこと。それでも、若手の育成に定評のある大分はそこまで瀕死の状態に陥っていない。更にチェ・ジョンハンはまだまだ荒削りだが、今季J2得点王の筆頭候補だと個人的には押しに押し捲りたい。それを支えるのは韓国代表のキム・ボギョン。J2のクラブでいいんですか!?と聞きたいくらいだが、その彼の活躍でチームが躍進する事は間違いない。ただ、それ以外の面々がどうモチベーションを維持していけるか。そこが何よりも大きなポイントだろう。仮に、もし返済が完了したら。彼らの昇格は十分に見えてきそうだ。
注目選手:チェ・ジョンハン&キム・ボギョン
1人だけを注目選手としてあげていく予定だったが、この2人だけは外せない。とにかく大活躍を期待したい。
7位 サガン鳥栖
去年の監督と選手がいた上で、補強を為していたならば、確実に昇格出来た気がする。今季は松本さんが戻ってきて、チームも新戦力が多い。特に韓国人3人がどれだけチームにフィットするかが大きな鍵を握りそう。豊田と萬代という東北のクラブを裏切ったFWが再起をかけてコンビを組むのも面白い。ただ、フィットするかどうかはこれまた未知数。戦力基盤を考えても大きくチーム力を減退する事は無いだろうが、昨季の様な期待感を持たせるシーズンとまではならない様な雰囲気を感じる。
注目選手:キム・ミヌ
韓国U20代表のレフティー。左SBもこなせるという事だが背負った番号は10。パスもドリブルも武器というコリアンアタッカーの実力がどれ程のものか楽しみにしたい。
8位 横浜FC
新戦力の多さは半端ではない。そういったチームのほとんどが機能しない状況を見ているが、岸野監督の存在が大きい。彼のサッカーを知る、高地、柳沢といった選手も加入し、寺田、大黒という実力者も加入した。大黒が期待通りの働きを示せば、このぐらいの順位まではジャンプアップできるのではないか。ただ、良くも悪くもスターであるカズの存在が微妙。使わないといけない空気が漂うが、使ってもそれ程の働きも期待できないという微妙さ。岸野監督の決断と采配がチームの順位に直結しそう。
注目選手:寺田紳一
伸びきらない。抜け出ない。そんな印象が残るテクニシャンだが、何よりも大事なことは結果だ。アシストとゴールを出場機会が増えた分だけ、見せられなければ、彼は落ちる一方となるだろう。その力が何処までのものなのか、楽しみにしたい。
9位 FC岐阜
昨年は予想以上の健闘を見せた岐阜。戦力はそれ程変わっていないが、昨季ゴールを量産した佐藤と西川の活躍には今季も期待したい。若い選手が多く、また監督もJでは初采配となる倉田監督だが、若手の育成には定評があるという点で、チームのポテンシャルを発揮させ、昨季以上の勢いを示す雰囲気が漂う。
注目選手:佐藤洸一
17ゴールをあげた成績は見事。勿論、昨季開幕前は気にも留めなかった選手だったが、結果をあげた無名選手ほどマニアが欲する選手はいない。今季は要注目で彼のプレーを楽しみにしたい。
10位 カターレ富山
昨季は最下位候補だったが見事、Jリーグ経験者の有無がチームの成績を左右するわけではない事を示してくれた。今後、Jに上がってくるクラブにとっても彼らの戦には勇気を与えられた事だろう。今季も昨季と変わらない戦力を維持し、更に要所を補強。特にFWの黒部と苔口は能力だけなら申し分ない選手。苔口は昔から期待していたが、いつも不甲斐無い仕事ぶり。今や期待も消え失せてしまっていたが、最近一緒にサッカーをプレーしている仲間の友人だという事実を知り、もう一度大きな期待が沸いてきた。今季こそ、やってくれ。
注目選手:苔口卓也
先に挙げたとおり。とにかくやってくれ。
11位 東京ヴェルディ
経営危機はどうなったんだろうかという未だ危うい雰囲気は残ったまま。大黒が抜けた前線は大幅な破壊力減退。土肥と土屋、富澤は残り守備はまだ何とかなったが、全体的にポテンシャルは高いけど、それを発揮できない選手ばかりが揃った印象。ずるずると落ちていきそうな気がする。川勝が二流の皮を破るのは今回ではないだろう。
注目選手:河野広貴
生粋の天才ドリブラー。しかし、伸び悩んでいる雰囲気を感じる。今季ダメならマリノスにおいでなさい。というよりもマリノスは是が非でも獲りに行くべき。それだけの才能とファンタジーを感じる選手。ロンドン五輪を目指す為にも今季はより結果が大事になるシーズン。彼の楽しませてくれるドリブルをメッシの様にゲームの中で何度も頻繁に見せてもらいたい。
12位 ザスパ草津
都倉が抜けたとはいえ、そこまで素晴らしいストライカーだとは思っていないので、今季もそこまでぶれずに戦えるのではないかと思っている。その要因は中盤にある。熊林、廣山、松下、櫻田の連携は高まっており、そこに戸田という経験豊富なファイターも加入した。後ろから中盤まではしっかりしているだけに、前線さえ機能すれば中位以上も見えてきそうだと感じる。ただ、その前線が微妙・・・。ラフィーニャの力にかかる部分は大きい。
注目選手:柴田慎吾
コンサからやってきたCBという事で注目。J1の時はゴールもあげ、力がある事を示したのに何故か、J2に落ちてからは使われなくなった良くわからない選手。草津ではスタメンを奪い取ってもらいたい。
13位 愛媛FC
昇格してから過去最高の魅力を感じる。その理由はブラジル人が3人もいるからだとは思うが、忘れてはいけないのが福田の存在。メキシコやスペイン2部、ギリシャ2部などマニアックな経歴を誇るストライカーが日本に帰ってきた。と思ったら、愛媛に加入。どんなプレーでチームを引っ張るのかは楽しみでならない。そして、コンサから加入した石井。持ち前のスピードを活かして頑張って欲しい。
注目選手:福田健二
J2では何点取ってくれるのかが非常に興味深い。
14位 アビスパ福岡
まだまだ変わる気配を感じない。高橋が入ってもあの結果だった事を考えると、今季も中途半端に終わりそうな・・・。篠田監督の采配もパッとせず、選手もパッとしない。パッとしないチームは残念ながら下位に沈むのではないか。
注目選手:なし
15位 ロアッソ熊本
横浜FCを1年で昇格させた高木が就任。当然、期待度は高い。木島の放出は勿体無い気もするが、松橋、渡辺匠は使える人材。GKに南を加入させたが、彼がもう一働きできるのかも注目。攻撃陣は西、宇留野、松橋と個性あるアタッカー陣には魅力がある。あとは、藤田。ゲームを読める男がピッチ上でどれだけゲームを引っ張っていけるか。その辺りがチーム上昇の鍵を握るだろう。
注目選手:南雄太
いろんな事を経験してきた彼の存在はきっと熊本にとって意味があるだろう。
16位 水戸ホーリーホック
昨季の大躍進を支えた高崎がレンタルバック。そして、チームの顔でもあった荒田も移籍。2枚看板の移籍はチームに深刻な得点力減退を与える事は間違いない。代わりに入ってきた白谷は期待も少しはあるが、彼らほどの力を期待するのは酷な気もする。
注目選手:森村昴太
左利きが好きという事もあるが、彼のパスとゲームを見通すセンスを評価したい。セントラルMFとして成功しそうな選手だけに、水戸で大活躍の上、マリノスへの移籍という筋道を期待したい。まぁ、FC東京が返してと言えばそれまでなのだが(苦笑)
17位 栃木SC
イメージにはなってしまうが残念ながら攻撃陣が上手く機能せず松田体制は上手く行かない気が。レオナルドは力不足を感じるし、ロボに至っては何とも言えない。中盤以下は昨季と大差ないだけに大きな飛躍を見せるとすればFWの活躍でしか有り得ないと思える。その意味においてはやや難しいかなと。
注目選手:なし
18位 ファジアーノ岡山
凄まじい数の補強をおこないチームの力は正直見えない。監督も未知数。こういうチームが得てして予想外の結果を生み出すのだからサッカーは面白い。是非、昨季の悔しさを跳ね除ける戦いを見せて欲しい。
注目選手:妹尾隆佑
岡山で最も気に入った選手が彼。ドリブル突破に魅力がある。よりゴールに迫るプレーを見せてもらいたい。
19位 ギラヴァンツ北九州
残念ながら、JFL4位の実力では苦戦必至だろう。ベテランが多く、J1から降りてきた選手たちに対抗できるとは思えない。今季はJ2の水に慣れる事から始まるのではないだろうか。
注目選手:タチコ
何だろう。顔のインパクトが有りすぎて。きっと注目してしまうよ。
最後に、折角、注目選手をあげてきたので、ベスト11を選んでみた。
FWの注目選手が多く、結果的にこんな感じに・・・。タチコよりは巻を使ってみようかなと(苦笑)サイドバックも攻撃的な選手でボランチが1枚だから必然、守備は脆いだろうな。まぁ、やけになって南が投げ込まない事も祈りたいところでw
J2個人的注目選手ベスト11 (4-1-3-2) |
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チェ・ジョンハン ハーフナー |
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藤田征也 |
河野広貴 |
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キム・ボギョン |
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森村昴太 |
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キム・ミヌ |
苔口卓也 |
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巻誠一郎 柴田慎吾 |
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南雄太 |
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ここまでお読み頂き、ありがとうございます。