J League Pre-season match |
2010.02.28 |
| 会場 | 九州石油ドーム (大分) | ||||
| 主審 | 廣瀬格 (JPN) 評価B | ||||
HOME |
(大分) |
2-2 |
(札幌) |
AWAY |
|
大分トリニータ |
コンサドーレ札幌 |
||||
Min. |
Event |
Club |
Name (memo) |
||
60 |
GOAL |
札幌 |
石川直樹(H) ←藤田征也(L-CK:R) |
||
61 |
交代 |
大分 |
井上裕大 →24 カン・ソンホ(DH) |
||
68 |
GOAL |
大分 |
チェ・ジョンハン(Dr:R) ←森島康仁(LF:L) |
||
71 |
GOAL |
大分 |
チェ・ジョンハン(H) ←小手川宏基(FK:R) |
||
72 |
交代 |
札幌 |
内村圭宏→ 8 砂川誠(LH) |
||
75 |
GOAL |
札幌 |
近藤祐介(L) |
||
79 |
交代 |
札幌 |
キリノ→ 9 中山雅史(FW) |
||
81 |
交代 |
大分 |
柴小屋雄一→ 26 池田達哉(CB) |
||
85 |
交代 |
大分 |
梅田高志→ 19 前田俊介(FW) |
||
Man of the |
大分 |
チェ・ジョンハン |
|||
大分トリニータ 監督:ファンボ・カン(4-2-2-2) |
|||||
1 下川誠吾 |
|||||
|
|||||
36 菊池直哉(C) 20 柴小屋雄一 |
|||||
21 刀根亮輔 |
25 小林宏之 |
||||
|
|||||
34 梅田高志 32 宮沢正史 |
|||||
|
|||||
7 小手川宏基 |
14 井上裕大 |
||||
|
|
||||
9 森島康仁 11 チェ・ジョンハン |
|||||
11 近藤祐介 19 キリノ |
|||||
|
|
||||
|
|||||
7 藤田征也 |
13 内村圭宏 |
||||
20 上里一将 10 宮澤裕樹 |
|||||
|
|||||
23 岩沼俊介 |
16 リ・ハンジェ |
||||
4 石川直樹(C) 6 西嶋弘之 |
|||||
|
|||||
21 高原寿康 |
|||||
監督:石崎信弘(4-4-2) コンサドーレ札幌 |
|||||
昨年の悔しさを晴らすためにも今季こそ昇格が望まれるコンサドーレ。
そして、シャムスカマジックが崩れ去って降格した大分の一戦。
大分は、経営難と降格のダブルパンチで昨季のスタメンはほぼ移籍という、かつて見た事がない程厳しい状況にある。出て行った選手を列記すれば、GK西川、MF金崎という代表クラスを筆頭に、DF森重、深谷、上本、MFエジミウソン、鈴木、フェルナンジーニョ、高橋、家長、清武。
哀し過ぎる・・・
経営難さえ無ければ残った選手もいただろうが、これだけ抜けるともう全く別のチーム。代わって出てくる選手、システムをどうしてくるのかがかなり気になっていたところにスカパーのナイスチョイスでゲームを楽しませてもらった。
先ず、結論から言えば、大分のポテンシャルは相変わらず高い。
ほぼベストメンバーのコンサに対して、高松、東、キム・ボギョンを欠いた完全にベストとは言えない状況で、全体的に押されながらもしぶとく拮抗した戦いを演じた。中盤の構成力は高くは無いので、カウンターからの展開が目立ったが、キム・ボギョンの加入でそれは修正できるだろう。
また、カウンターアタックの中で個性を発揮したチェ・ジョンハンと刀根の存在は今後も要注目だ。
先ずはDFラインならどこでもこなせるという右SBで出場した刀根。逸材揃いの大分ユース出身から今季唯一トップ昇格した選手だが、守備は粘り強いし、何より攻撃参加が魅力的。スピードでサイドを突破するシーンや、カットインしてポストを叩いたシュートなど、積極性も十分。このままこの持ち味を伸ばしていけば、ロンドン五輪も狙えるだろう。
そして、2ゴールの活躍を見せたチェ・ジョンハン。
前半からとにかく目立った。
その理由はデカモリシよりもデカイ顔、いや頭(笑)
と外見は置いておき、プレーに好感が持てる。
上背がそこまである訳ではないが、球際に強く、体の使い方が上手い。スピードもあるし、切れ味鋭いドリブルも魅力的。前半から大分のチャンスを多くを生み出したのは彼の力による所が大きい。前半のGKとの1対1は止められたが、後半はしっかりとシュートフェイントでGKを外して見事にゴール。セットプレーからヘディングゴールも見せるなど、ドリブルにスピードに強さと3拍子揃った今季J2得点争いを席巻すると確信するほどの輝きを示してくれた。
このJ1でも通用しそうなFWとキム・ボギョンがホットラインを作り出せば、上位進出は間違いない。
問題は、3位以内に入っても経営面の問題が解決されなければ昇格が出来ないというモチベーションの維持にかかわる状況がチームにどういった影響を与えるかということ。
あれだけの選手が出て行ったのに、ここまで陣容を落とさないでいられるというのは素晴らしいの一言。良い事も悪い事も何が起きるかわからない。可能性を信じて、自分たちの力を純粋にぶつけていってもらいたい。
さて、ようやく本題に。
今季こそ昇格を望むコンサについて。
仕上がりは悪くない。サイドアタックは着実に攻撃パターンとして浸透しているし、それだけでもないバリエーションも見られた。あとは、最後の精度を高めていくことと、細かなミスを減らす事で十分昇格圏内を目指す戦いは出来るだろう。
選手個々で見ると、上里はボランチとして長短の良いパスを供給するが、ミスも多い。ここのレベルをもう少し高めないとチーム力の上下を大きく左右するだけにもっとシンプルさを追及して改善してもらいたい。
そして、今季から10番を背負い、MF登録となった宮澤。期待の選手なんだが、どうもパスのチョイス自体に問題があるような。近くの選手に預けるだけでいいシーンでも無駄なプレーが多い様に感じる。パスよりは、その身体能力を活かした攻守での幅広いプレーエリアでの躍動が求められると思うだけに、修正をはかってもらわなければ。
藤田の左サイドは良かったし、内村ももう少しゴールに向う姿勢が出てくればもっと良くなる。
近藤は決定機は外すも、何とか左足ジャンピングボレーでゴールゲット。オシムに認められたFWだけに今季新加入の選手の中でも抜群に期待度は高い。2桁ゴールを狙って連携&精度を高めてもらいたい。
最後に、10分ほどの登場となったゴン中山について。
いい所に走り出してるんだけど、誰もパス出さないという(苦笑)
何故だろうね・・・
偉大過ぎるスターのせいか、浮いているのか・・・!?
とりあえず、パス出せばゴンからクロスというシーンは最低でも3回は作れたと思うんだが。
何故か、全員難しい所にいる別の選手を狙ったパスばかり。
唯一、後半から右サイドに回った藤田がゴンめがけて送ったもののその前にDFにクリアされたクロス1本ぐらいじゃないかな。
結局、ノータッチで終わった気も(苦笑)
まだゴンの存在感はピッチでは発揮されていない。ただ、動き出しの質は思っていたよりも良い。もっとシンプルに使っていけば相手の脅威になると思う。
来週の開幕戦は鳥栖が相手。ここで勝てれば、後はしばらく格下との対戦が続くだけに開幕からのスタートダッシュはしやすいスケジュールだと思われる。勿論、格下という程、下な訳でもなく、気の抜けない戦いばかりではあるが、降格組との連戦よりはチーム戦術の浸透という点においても猶予があるという見方も出来る。
昇格の為に、難敵鳥栖戦の勝利を目指して頑張ってもらいたい。