Liga Espanola 09-10

第13節

2009.12.06

会場 コルネジャ (バルセロナ)
主審 デルガド・フェレイラ (スペイン) 評価B

HOME

(ESP)

(RAC)

AWAY

RCDエスパニョール

ラシン・サンタンデール

Min.

Event

Club

Name (memo)

47

GOAL

RAC

エンリケ(H)

←カナーレス(FK:L)

52

GOAL

RAC

カナーレス

←P.ムニティス(P:L)

54

交代

ESP

R.バエナ→

24 イバン・アロンソ

54

交代

ESP

ルイス・ガルシア→

7 中村俊輔(CH)

61

交代

RAC

N.モーリス→

3 オリオル(RB)

62

交代

ESP

ベン・サハル→

23 R.タムード(CF)

68

GOAL

RAC

M.チテ(PK:R)

72

GOAL

RAC

カナーレス

←O.セラーノ(L-P:L)

72

交代

RAC

カナーレス→

24 ルイス・ガルシア(OH)

78

交代

RAC

O.セラーノ→

17 アラーナ(RH)

Man of the Match

RAC

セルヒオ・カナーレス

ラシン・サンタンデール

監督:M.A.ポルトゥハル(4-2-3-1)

 

1 トーニョ

 
 

 

 

2 エンリケ  19 トレホン

7 フランシス

5 C.フェルナンデス

 8 コルサ  4 ラセン

 

10 P.ムニティス(C)

11 O.セラーノ 

27 カナーレス 

 

 

 7 M.チテ

8 カジェホン

 

 

10 ルイス・ガルシア(C)

14 ベン・サハル

20 コロ 

 

18 フォルリン  37 R.バエナ

2 F.チカ

5 ピジュ

30 V.ルイス  16 パレハ

 

 

 
 

1 カメニ

 

監督:M.ポチェッティーノ(4-2-3-1)

RCDエスパニョール

最近は、慣れてきてしまったベンチスタートの俊輔。

こんな状況が続くようでは、ユニホームを買えないじゃないか・・・

そして、この試合、前節の屈辱を経て、ポチェッティーノは決断を下した。

それは若手大抜擢!!!!

アンカーでもあり、唯一無二の存在のモイセスが欠場という事もありラウール・バエナを中盤に置いて、更にDFのフォルリンを中盤起用。

同時に我等が俊輔、そしてイバン・アロンソ、ラウール・タムードらをベンチに置く微妙な印象も・・・。

しかし、これが功を奏したのか、前半から積極的なプレッシングからのチャンスが再三生まれ、ホームで優位にゲームを進めたエスパニョール。

バエナはまだまだ物足りない印象ではあるが、ミドルシュートやセカンドボールを精力的に拾ってつなぐなど、いいシーンも見せた。

一方、ラシンではカナーレス(Canales)に要注目。

若干18歳で元U17スペイン代表のレフティーのゲームメイカー。若くしてCKも任せられている選手で、ドリブルの仕掛けも魅力的。次々、こういった素晴らしい若手が生まれてくる環境、そしてそういった選手を抜擢する監督がいる環境まで含めて、本当に素晴らしい。Jの監督も見習うべき。まぁ、そこまで使いたい若手がいなければ仕方ないのかもしれないけれど。

前半はラシンに決定的なシーンがあったが、チテが痛恨のシュートミス。


救われたエスパニョールはスコアレスで折り返した。

後半、頭から、ラシンが攻勢を強めた。エスパニョールは前半に余りにも精力的な動きで浪費しすぎたか。

俊輔とイバン・アロンソをアップさせ打開しようとするポチェッティーノだが、ゲームは動いた。

47分。カナーレスの右からのFKを決めたのはエンリケ。エスパニョールはオフサイドを取ろうとラインをあげた所を見事に突かれた。これは、ビクトル・ルイスという新参DFを大抜擢した影響もあるだろうか。

この直後。俊輔の登場がすぐというタイミングでまたしても失点。

右サイドを縦に抜けてきたムニティスのスルーパス。ゴール前で受けたカナーレスが振り向き様の強烈シュートでカメニが反応するもゴール。


俊輔登場時には残念ながら2点ビハインドの厳しい状況。

俊輔はフォルリンと並んでピボーテの位置に入り、イバン・アロンソはトップ下に入った。

しかし、一度勢いづいた相手を止めるのは難しい。

オスカル・セラーノのドリブル突破をエリア内で安易に引っ掛けたピジュ・・・。

これでPK献上。チテは前半のミスを取り戻すゴールで0-3・・・・・・。

もう集中力もモチベーションもゼロに近いエスパニョールは、なす術なし。

カウンターからオスカル・セラーノが左サイドでフリー。落ち着いて、若干18歳のカナーレスへ。これをカナーレスがしっかり決めて、前節同様の4失点。

サポーターも見ていられない!!

どんどん帰る中、前線にボールが収まることも無く、チャンスも無いまま、0-4でゲームエンド。

19位ラシンに0-4というかなーり痛い敗戦。

しかも、ポチェッティーノは激的な変化を与えた上での結果がこれという。

俊輔はピボーテとしてボールをつないでチームにリズムを与えようとするもチーム全体が攻め急いでいる中、リズムを生み出すには至らず、相手ゴールに迫るシーンも見られなかった。

ポチェッティーノが、何かを変えようと努力しているのはわかるが、余りにもこの状況は酷過ぎる。

何よりも問題なのは、守備の脆弱さと攻撃の組み立て。開幕時には得点こそ少ないものの守備は組織立っていた。それがここまで瓦解するのは、モイセスの不在だけが理由とは思えない。むしろ、CBに若手ビクトル・ルイスを置かざるを得ない選手層にも問題があると感じる。攻撃ではデラペーニャがいて、初めて組み立てられる選手ありきの攻撃システムで、それ以外はロングボールを多用したカウンターサッカー。攻めて走り、戻って走りと、疲労が蓄積しやすいサッカーでは、試合数をこなせばこなす程、チーム戦力に陰りが生まれるのも必然ではないだろうか。

更に、チームリーダーが攻守両面で存在しない事も大きな問題だ。連続して失点するあたりの集中力の無さは監督云々ではない。パレハがもっとリーダーとしての自覚を持たなければ今後もこういた大量失点は有り得るだろう。カメニが幾ら優れたGKであろうとも、フリーでシュートを打たれれば対応する事は無理なのだから。

攻撃面では、ルイス・ガルシアがキャプテンマークを巻き、トップ下に君臨したが、彼がいた時間はいい攻撃は出来ていた。確かに、タメを作り相手の隙を伺うサッカーではないが、それでも効果があるのなら問題ない。

しかし、ポチェッティーノは俊輔に代えて彼を下げた。俊輔は入れて欲しいが替える選手が違うだろう。

誰がどう見ても、独りよがりの下手糞ドリブルと、宇宙を目指した的外れのシュートしか見せ場が無いカジェホンを下げるべきだった。

何故、彼をそこまで愛用するのかがわからない。ドリブルは、俊輔も言うとおり5回に1回の成功率。それも精度が低い時は、10回に1回。そんなドリブルに頼らざるを得ない攻撃って、どうなんだ。

モチベーションは最後まで捨てない選手だとは思うが、1人で仕事が出来ないくせに、周りを上手く使えない選手は不要だと思ってしまう。

イバン・アロンソも途中交代の割りにやる気なし。スタメンを外れた事でイライラしていたのだろうか。

監督の采配も悪く、チームリーダーもいない状況・・・。

ここまで来ると俊輔がどうすればいいかという話でもなくなってきた。

次はバルセロナダービー。

観る側もテンションあげて臨む一戦だが、このままでは今節、前節よりも恐ろしい結果が待っていそうで・・・・、やるせない。