病理診断について。

病理診断の際、記載されるべき事項
<病理診断欄>
1組織診断の確認
2組織型(spindle epithelioid mixed)
3リスク分類(どのリスク分類を用いているか。リスクは?)病期分類を記載
4腫瘍発生部位
<病理所見欄>
1(最大)腫瘍径
2核分裂数(+MIB-1 index)
3壊死の有無

これらの内容を、一般的には、GIST診断ガイドラインに基づいて記載される。
{1B319859-2D97-4016-9EF3-323792938FCF}

GIST研究会

<妄想:明日の病理診断結果に備えて自分で勝手に予習>

病理診断書
Gastrointestinal stromal tumor, spindle cell type
moderate risk(Miettinen's), stomach
所見 最大腫瘍径は肉眼的に45mm.筋層を主体として増殖する紡錘形細胞からなる腫瘍で、中心部に壊死像を含む。GISTの像と考える。
免疫染色:腫瘍細胞はKIT(+)、CD34(+)、デスミン(-)、S-100蛋白(-)で、GISTの像と一致する。核分裂像は、6個/50HPF。


こんなところでどうだろう。
壊死像を含むところは、確定しているため、MIB-1
indexを用いたリスク分類を加味すると、高リスクになる。核分裂像数が少ない予感があまりしない(短期間で生成した腫瘍だと思っているから)ので、5以下とは思えない。というか図々しいかなと。答え合わせは明日。