心を繋いでいる。
見えない糸が、ふたりを繋いでいる。
愛し合うふたりは、いつも手を繋いでいるようだ。


自分の愛する人が、自分の事を愛してくれている、自分と同じ濃度で、同じ温度で、想ってくれている。
…そう思えると、人は誰でも安心するのだ。
…そして、素直になれる。


好きならば素直に甘えればいい。
気持ちを正直に伝えればいい。
飾る必要など何もない。


思った事を、思った時に伝えればいい。
嫉妬もすればいい。
喧嘩して、その場で解決すればいい。


愛している、と言いたい時に告げればいい。
…何度聞いても飽く事のない言葉に甘く酔いしれればいい。

そして、素直に応えればいい。



お互いを好きなだけ見つめて、微笑み合い、他愛もない事を話せばいい。
ただ、一緒にいるだけで、何をしなくとも意味がある。
…傍に居たい。隣りに座っていたい。何を話さなくとも一緒にいたい。


あなたと同じ物を食べ、あなたと同じ物を見て、あなたと共に行動する。
あなたの傍で、私は一番楽に呼吸が出来、安らぎ、幸せを感じる。


欲しければ、互いに貪欲に貪ればいい。
心が繋がれば、身体も繋がりたくなる事は必然。
互いの全てを自分だけのものにしておきたくなる。
互いを自分の腕の中に抱き留めて、愛を確認して、深めていけばいい。


私達、互いを好きでいてくれる人がいる中で愛し合った。

誰かを傷付けてしまうかもしれない。

誰かを裏切ってしまう結果になるかもしれない。


…だけど大切に育てていきたい愛に出逢った。


…何も怖くはない。
私は守られている。愛されている自信がある。


この愛を育てていきたい…
例え、障害があろうとも。
君の熱い唇が首筋に押し当てられる。
滑るような舌が、私の肌を熱く火照らせる。

私の五感は研ぎ澄まされて、今、君の為だけに存在する。

…強いお酒に酔ったような、狂おしいほどの快感。



今ならいくらでも素直になれる。
いくらでも愛の言葉を囁ける。

あぁ、愛する男の身体の重みを感じる事が、こんなに幸せだと、知らなかった。

君が私を支配する。
君が片手で私の両手首を掴み、抗えなくして私を攻める。
君の唇が、舌が、指が少し乱暴に私を愛撫する。

君の指と舌が私の泉を探り当てた時、私の両手は解放される。

…あぁ、イヤ…

…そう言うといつも君は…さちほチャンの「イヤ」は、もっと、もっと欲しいって事やんな…って言うね。


…もう、君を忘れるなんて出来ない。
君とひとつになりたくて。
君を私の中に刻み込んでしまいたい。

…やがて私は君の舌で狂おしいほどの絶頂を迎える。


…さちほチャンの感じてる顔がみたいよ…


君の囁く声が聞こえる。


…今度は私が君を狂わせる番。
君を虜にしたくて…
私を忘れられなくしたくて…

今、この時の私が、一番美しくありますように。
今、この時の私が、一番魅力的でありますように。


…どんな事だってする。

君に感じてもらう為なら。



君の甘く気だるい吐息が聞こえる。

…今からよ…本当にひとつになれるのは。



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君からの言葉、君からの誘い、君からの想いにどうしても拒み切れない私がいる。

…君を愛している。どんな状態であっても。
もう、君を忘れる事など出来はしない。

嫉妬心は自分の中で消化する。
君は自由でいればいい。
私は君を縛ったりしない。
私の所へ帰りたいと思えば帰っておいで。

…いつでも快く迎えてあげる。
君のわがままを聞いてあげる。
君は何も考えずに私のそばにいればいい。

君の指が触れるだけで震える小鳥のような私。…それを悟られないように。

さちほチャン、浮気してないよな…?
と、君が聞く。

…いつも同じ事聞くんやな…
答えもいつも同じやで?

君を愛している。
君だけを愛している。
私は誰のものでもない。


…誰よりも、君だけのものだよ…



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