はいどうもこんばんわ。
ぜるでございます。
 

先週末はキングオブG1・日本ダービーがありました。

 

焦点としては混沌気味だった皐月賞で圧巻の勝利を見せたジャスティンミラノが世代をけん引する存在として一段上の注目を浴び、果たしてこの最高の大舞台でどのような結果を出せるか…という様相であったとは思います。

 

ただし、皐月賞で2着コスモキュランダとの着差はわずかで、当日の1番人気だったレガレイラが鞍上がルメールではなかったこともあって、決して断然で盤石という評価でもない、というところだったかなと。

 

なので、確固たる主役に躍り出たジャスティンミラノを信じるか、ルメール戻りで捲土重来を期すレガレイラか、皐月賞組の逆転もしかり、別路線組に託すのもしかり。買い方は皆さん色々思うところはあったのだろうと思います。

 
そんな中で自分の着眼点としては
1)超スローの共同通信杯(しかも2着はジャンタルマンタル)で出負け気味も前に行ってそのまま押し切れて、2)超ハイペースで持久力も求められた皐月賞で好位から早め抜け出しのジャンタルマンタルをとらえきって、モレイラ騎乗のコスモキュランダの猛追もしのぐ…。そんな芸当ができたジャスティンミラノはまずは軸としての安定性は抜けているのでここから入ろう、というところでした。
 
あとはさんざん言われていることですが「日本ダービーは枠ゲー」という点。同舞台のオークスよりもその傾向は顕著ですが、東京芝2400というコースの性質がそもそもイン前有利になりやすい流れが多いためでしょう。ある程度流れてハイペース寄りになると外差しも入ってきますが大外18番枠の成績が取りざたされている通りの外枠鬼門コース。
 
そこでジャスティンミラノが15番枠を引いてしまったことがどう出るか…。
 
ポイントはメイショウタバル取消だったと思います。皐月賞の超ハイペースを演出し、今回も外枠を引いたことで逃げ宣言も飛び出していたメイショウタバルが不在になったことで、明確にいく馬がいない今年のメンバーで先手争い激化は考えづらいところ。そうなると、スロー確定になるのである程度の位置から末を伸ばせる馬が上位進出の必須条件。
 
こうなると、前述の通り共同通信杯でまさにうってつけの競馬をしているジャスティンミラノが非常に期待値が高いのは明白です。逆に近2走が出負け気味で元々スタート~二の脚も早くないレガレイラ、デフォルトで出負けするアーバンシックには厳しいところです。
 
なので、この時点でジャスティンミラノがまずは上位期待値が高いのは明白ではあったと思います。
 
しかし、ここで捻らなくてはならないのはダービーがただの前有利ではなく「イン前有利」ということ。ジャスティンミラノが15番枠、鞍上戸崎の時点で無理にインに潜りに行くような競馬はまずありえないです。そこが今回の狙いどころで、
 
「内枠で逃げor逃げ馬ポケット位置を取れる馬」に重い印を打ちたいぞ、と。
 
且つ、ダービーで逆転できるとなればそれなりに裏付けも求められます。昨年のタスティエーラやロジャーバローズで一部法則が崩壊したものの、連対以上に求められるのは
 
・重賞勝ち
・乗り替りなし(過去騎乗経験ありはOK)
 
この2つ。重賞を勝っているという能力の高さと、騎手が能力を引き出すにあたりある程度馬を知っている状態で乗ってくれること。これに先述した「先行ができそう」という条件を加えると2頭しかいません。
 
・レガレイラ(G1勝ち。ルメール戻りでふわっとゲート出て先行できるかも?)
・ダノンデサイル(G3勝ち。京成杯が先行押し切りで相手がアーバンシック。横典継続)
 
少ないw
 
レガレイラについては勝ちの目もあるので当然推せるものの、人気先行気味で期待値は低くく、あくまでルメールがスタートで出してくれる前提になるので全面的に推したい感じではないが、過去そういう騎乗を何度もしているので期待はできる。
 
ダノンデサイルについては京成杯は掲示板5頭が行った行った行ったのスロー前残りなので重賞勝ちの力を鵜呑みにはできないが、先行して勝てているので単純に前に行ってもらえる期待値と、横山典弘のダービーといえばロジユニヴァースしかりワンアンドオンリーしかり、差し型をこの大一番で先行させての競馬。なので、ここも同じパターンはあるだろうという期待は高い。
 
この2頭は逆転候補ではあるものの、レガレイラは出負けがちでオッズ期待値の低さからも「逆転候補ではあるが、相手候補上位にはしたくない」、ダノンデサイルは能力が判断着かない部分はあるものの、スローなら一定の競馬ができるめどは立っているのでオッズからしても色々期待したい馬。
 
ということで、逆転するならこの2頭かな、というところにはいきつきました。
 
素直にそれでもジャスティンミラノが強かった…!の場合どうなるかですが、別にジャスティンミラノが勝つなら外枠勢や足りない馬が来るわけではないのであくまで何を足すかで予想。最上位の優先ファクターは「内枠」。
 
そこでダノンデサイルを高評価した理由でもあるアーバンシック。皐月賞は強引に動かずペースにあらがわずの競馬で4着。出負け癖がマイナスで逆転は見えないものの、鞍上が武史なら位置を取りにいっても不思議ないので枠もほどほどの中で偶数後入れなら能力的に期待できると踏んでの高評価。
 
ただし2-3着くらいに来そうなイメージで、あくまで逆転はないと踏みました。
 
そんなわけで、印は以下の通りになりました。
 
 
 

◎ジャスティンミラノ
〇ダノンデサイル

▲アーバンシック

☆レガレイラ

△コスモキュランダ・シンエンペラー・ミスタージーティー・ビサンチンドリーム

 

印回した馬に触れておくと、コスモキュランダはモレイラ→デムーロは問題ないが、明らかに中山でパフォーマンスを上げるタイプなのと、スタート遅い馬にデムーロで勝ちきる条件になく、まくりもこのコース不向きで能力は買うも押さえまで。シンエンペラーは枠が外だが皐月5着でスムーズな競馬でもなく、スロー見え見えで鞍上坂井なら先行期待しての印。

 

ミスタージーティーはホープフルSが不完全燃焼でも5着、皐月賞もいうほど着差はひどくなく、内枠引いて先行できるなら3着程度には、の期待。そもそも皐月賞組の評価が今年は自分は高いので。

 

ビサンチンドリームはスタート悪い馬にスタート名人の西村でインである程度位置取って末だけ伸ばす競馬ならワンチャンあっても、の印。

 

逆に切った馬で人気どころだと、シックスペンスはスプリングSが低レベルメンバーで自身の走りがドマイラー。枠が内なら期待はしたものの、この枠ではインに潜るのは難しいと見てオッズも加味して無印。ダノンエアズロックは距離の壁も感じた弥生賞の負け方を見たらプリンシパルSの低レベルメンバー相手に勝ったことなど一ミリも評価対象にはできず無印。

 

シュガークンも同様に青葉賞のメンバー相手に17番枠だったショウナンラプンタに僅差勝ちでは評価できず無印。

 

こんな感じでした。

 

そして買い方は以下の通りでした。

 
買い目
三連複
◎→〇▲☆→△△△△
 
三連単
◎→〇▲→〇▲☆△△△△
◎→〇▲☆△△△△→〇▲
〇☆→◎→〇▲☆△△△△
 

 

三連単は◎ジャスティンミラノ頭で〇ダノンデサイルと▲アーバンシックが2-3着のパターンと、◎が〇と☆レガレイラにイン先行決められた場合に逆転あると見ての押さえ三連単。

 

結果は…!
 
 
 
三連複212.5倍三連単2299.1倍ダブルゲット!!!

 

 

ハイ、最高の結果でした!

 

ノリちゃんが最高のスタートを決めて、豊が壁役になって岩田のスロー逃げが入って戸崎がイン3列目になった時点でガッツポーズものでした。あのままドスローだとエコロヴァルツとシュガークンの逃げ粘りがでちゃうとこでしたが、デムーロと池添のまくりがナイスアシストになってロングスパート戦になって、ますます通ったコースの有利不利が出る展開でしてやったり。

 

あとはノリちゃんのエスコートでダノンデサイルが抜け出して押し切ってくれるのを悠然と眺めるばかりでした…!

 

ダノンデサイルに◎だとなおかっこいいのですが、戦力分析したらダービーの時点でジャスティンミラノが最有力と思ったのは変わりないので、そこまでは望みすぎですが。しかし、ジャスティンミラノをうのみにせず、的確に逆転できる可能性の馬と展開を読み当てたことで最高のご褒美馬券を最高の舞台で得られたのは至福という他ないですね!

 

まだ春のG1も残ってますので、引き続き精進します。

 

よろしくお願いいたします!

 

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