久しぶりに定番コースの

サンセットロードを流してきました 

 

東区の東寄りにあるいつもの店で散髪後

少しだけ走りたくなった土曜の夕方

志賀島はすぐなんだけど

アイランドシティから都市高から西九州道と

繋いで福岡県の西端を少し超えて

浜崎海岸まで

 

 
夕日を追いながら走っていると
SSTRで
のと里山海道を千里浜に向かってたときと
似てるなぁと感じた
快走路の海に少し夕日が照らされてる
 
 
 
それでも自分は
砂浜が白いのに慣れているので
この方が落ち着く
 
 
 

帰りつつ海沿いを流していく

できるだけ遠回りをする

早く市街に入ると

混雑に巻き込まれてしまうから

こっちの方がよい

 

ナビの案内は画面音声オフにして

目的地を自宅に有料なしにしておく

時々ルートをみたり

先が混んでないか確認する

 

 
主に音楽を聴きながら
制限速度でゆっとりと走ると
よりバイクとの対話が際立つ
 
エンジンからの振動と音
ワイヤーを引っ張る感触や
ブレーキを当てたときに
摩擦で路面を噛む感じとか
タイヤがアスファルトで
踊っている感じとか
 
幾分と退屈な時間が過ぎるのを
楽しむ感じ
 
中年も永くやってると
退屈にも馴れてきた
というか
 
退屈な時は無事な時
幸せな状態なのだと
やっと身をもって知り始めた
 
退屈なのが圧倒的に嫌だという感情は
薄れつつある
 
まぁただバイクに乗ってる以上
いつもボケッとはさせてはくれない
要所ではキチッとして
緩急つけるのがよいリズムとなる
 
こんな走り方だと
自分から誰かに追い付くことはない代わりに
誰かに追い付かれる
 
追い付かれるのは単純に向こうの方が
スピードが速いからなので
そこそこに追い抜きやすい場所で
すぐに譲る
 
今まで散々に追い抜いていた側なので
何を考えていてどこが追い抜き易い場所か
それは心得てるとは思う
 
時々とんでもな場所でホラッどうぞって
譲る人がいるけど
アレは勘弁して欲しかったと
記憶している
 
昔は駐車場しかなかった二見が浦も
すっかり今では
おにーちゃんやおねーちゃんのスポットになっており
それに群がる感じの人も
 
オーラって自分は見えないけど
神聖さというか
景勝地特有の落ち着きが
完全に失われた気がする
 
欲望渦巻く歓楽街を
飲み歩いていた身からすると
やんわりアノ雰囲気なんよねと感じる
発展するのもどうなんだか?と思う
 
福岡市そのものにしても
これ以上の発展は
街としての価値の低下だと感じている
 
というのも最近というか
10年くらい前かな?
店の前に行列という現象が
頻繁に起こるようになってきた
 
福岡市はながらにして
コンパクトシティなので
自転車で回れるくらいの範囲に
新幹線から国際便もある空港
街の繁華街や港まで全て揃っていて
30分も走ればローカルエリアにいける
これが他にない魅力で
そして混雑といってもたかが知れていて
行列していても
他の同等の店のに行けば良かった
 
それが客というパイが増えて
行列が当たり前になると
そこをめがけて多数出店するので
味が悪くても店が成り立つ現象が起こる
大都会のメシに外れがある理由なのだ
味ではなく立地になってしまう
逆に今はまだ
味が悪いと店が成り立たない状態なので
福岡はメシが旨いとなるのだと
自分は思ってる
 
ゆえに
福岡都市圏の人口増は好ましくなく
熊本~鹿児島を軸に
可能なら長崎~佐賀~大分と
人口が増えてた方がよいと思うのだが、、