早朝のロード練習がみぞれで中止にしたので、気になったことと今の気持ちを記録しておく。

 

久し振りに見る島根あさひ社会復帰促進センターの全景。

 

大阪・北新地の心療内科クリニックが放火され、25人が死亡した事件の容疑者・谷本盛雄(61)。

ブログのメッセージに某局からの問い合わせがあり、彼が島根あさひにいたことを知った。

 

気になって調べると文集の記事に、同衆だった元受刑者のコメントがあった。

更に驚いたのは入所時期は違うが、同じ職業訓練を受けていたということだ。

私が3つ目に入った音訳科だ。

そこで1年過ごしていたらしいが・・・。

 

これは、担当のオヤジさんも教えに来ている民間の先生方も知りたくないことだろう。

 

PC上級コースのエクセル、データーベースを終えて、入所1年後に入ったのが音訳科、そこで1年過ごして次は点訳科で1年パピーを育てて、もう2か月指導補助で残り、次の職業訓練は希望が通らず一旦元のユニットに戻った。そこから建機の資格を取る建設機械科で3か月、販売士とコミュニケーション検定を取るための販売促進科で6カ月、写真の編集などをするデジタルコンテンツ科で3か月残り4カ月は元のユニットで出所まで過ごした。

 

音訳や点訳科卒業の受刑者は再犯率が低いと聞いていたのだが、これをしでかしたのがそこの卒業生とは思わなかった。

この2年間は出所後の今の自分の基礎を作ってくれた有意義な2年間だったのだが・・・。

自分とほぼ同年代、入所時期は違うが同じ施設で過ごし、同じ職業訓練も受けたがもはや今はいない。

ここのところよく思うのだが、どのスポーツにも共通して一番重要なことは、体のセンターというか、きれいに抜けた軸ができているかどうかだと考えている。

生きていくうえでは、やはりどう生きるかというか生き方の軸が自分なりにできているかどうかなのではないか。

人によってさまざまなのだが、自分はこう生きるんだという軸が無いとダメなような気がする。

 

 

しかし、それにしても文春さん良く調べたあるな。

ミーティングでのスピーチか・・・。

 

このほか、知られざる谷本の趣味、刑務作業後のミーティングで谷本が披露したスピーチの中身、他の受刑者がふざけたりしたときの谷本の様子など、詳しくは1月5日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」および1月6日(木)発売の「週刊文春」が報じている。