「半分だけの花 Naupaka」のこと | zeiss_menu

「半分だけの花 Naupaka」のこと

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なぜか、花の話題が続く。



ナウパカの花弁は5枚。マーガレットを半分に切って半円状にしたような形をしている。
ハワイ語でナウパカとは、「半分」を意味する。


ハワイの神話ではナウパカはもともと円形の花だったという。


昔、許されぬ恋に落ちた若い恋人が火の神ペレの怒りに触れ
それぞれ山と海とで命を落としたという。

咲いていたナウパカは二人を哀れむように真ん中から二つに引き裂かれ、
それからは、山と海とそれぞれ半円ずつのナウパカが咲くようになったという。

海に咲くナウパカを「ビーチ・ナウパカ(Beach naupaka)」、
山に咲くナウパカを「マウンテン・ナウパカ(Mountain naupaka)」と言い、
今でもビーチ・ナウパカとマウンテン・ナウパカを摘んで二つを合わせると
彼らの魂が再会を喜び、涙の代わりに静かな雨を降らせるといわれている。


これは、ビーチに咲いていたから「ビーチ・ナウパカ(Beach naupaka)」だ。


なぜか昨夜、ビーチに居た夢を見た。

足元にはビーチ・ナウパカが咲いていた。


誰と居たのだろう・・・・・