日曜朝の左翼系番組の感想 | 税理士ブログ

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この時は、ガザの空爆での死者について報道していた。

 

疑問をもったのは、その報道で、死者40人、うち女性何人、子供何人としていた点である。

 

子供について報道することは、戦争、争いの残酷さを強調しようという番組の趣旨がわかるが、

女性が死んだ、ということを殊更強調する必要性が分からない。

 

一昔前であれば、女性は政治的意思決定に関われない為、子供同様何の責任もない、と言えるだろう。

 

この番組も日頃から、女性の権利を主張している。

一方、戦争の残酷さ、平和を主張するのであれば、「男」が死んでも悲しむべきである。

 

にもかかわらず、男性の死は自業自得とでもいいたげな、しょうがない事であると考えているように見える。

 

女性の権利(政治的なもの)がまだ不十分だから、女性が死ぬのは可哀想というのであればまだわかるが、

おそらく、この報道姿勢は、無意識の、潜在的女性差別意識(免罪特権)があるように思えてならない。

 

もちろん、男として女を守る、のは美徳?ではあるが、

戦争、そしてその犠牲という中においては、一般男性と女性に何の差もない、

むしろ、男性は兵士として前線で戦う可能性がある点で、命に関しては軽視されていると思うのだが。

 

 

今回の内容は、少し穿った見方?ひねくれた見方かもしれないが、本当に差別等をなくしたいなら、

そして、常日頃、政治家の些細な失言?のようなものまで徹底的に批判しているならば、

野党のブーメランのようにならない様、自分に厳しく律し、報道していくべきである。