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公庫創業融資のメリットを解説します

 

 

創業融資と言えば「公庫」が代名詞ですが

 

「公庫創業融資」のメリットは何でしょうか?

 

まずは

 

☆許認可前融資OK

 

があげられます

 

これは

 

飲食店開業など行政の許認可が必要な事業の場合

 

その許認可を受ける前に融資をしてくれるということです

 

たとえば

 

保健所の検査は

 

厨房ならびに店内改修工事が完了した後に受けます

 

 

そもそも工事するお金が足りない人は検査を受けることが

 

できません

 

だから

 

許認可前に融資をしてくれる公庫創業融資は大変ありがたいのです

 

内装工事等、行政の許認可を取得するのにまとまった資金が必要な事業の場合にも

 

対応可能である点が「公庫創業融資」のメリット一番手になります

 

次に

 

☆資金トレースなし

 

が第二のメリットになります

 

これは

 

事前に申告した資金使途や金額通りに融資金を使用したか否かの追跡調査がない

 

ということです。

 

例えば

 

店舗改修工事が必要となり

 

工務店から見積書を取りました。

 

その見積書の工事金額は500万円でした。

 

しかし

 

あなたは自己資金が300万円しかありません。

 

そこで「公庫創業融資」で

 

工事代金500万円の融資を申し込むことにしました

 

融資申込には「見積書」が必要です。

 

そこで

 

あなたは500万円の見積書を添付しました。

 

融資がOKになり500万円が入金になりました。

 

実際に店舗改修工事を行った結果、300万円で済みました。

 

500万円だと思ったけど300万円で済んだのです。

 

しかし

 

融資は500万円で着金になっています

 

さて差額の200万円はどうすれば良いでしょうか?

 

その答えは

 

「何もしなくても良い」になります。

 

「公庫創業融資」は「資金トレースなし」ですから

 

問題にならないのです。

 

ところが

 

「民間創業融資」の場合は

 

原則200万円を返金しなければなりません

 

民間の場合は「資金トレースあり」だからです

 

だから

 

後で金額が変動する可能性のある費用については

 

「公庫創業融資」で手当するのが良いのです

 

そして

 

第三のメリットは

 

☆無担保無保証

 

になります。

 

これは

 

融資に際しての代表者の個人保証が不要であるということです。

 

伝統的な融資の場合

 

もし会社の業績不振で借入返済が困難になった場合

 

連帯保証人である社長個人が会社の代わりに

 

融資を返済する義務がありました。

 

これが経営者保証と呼ばれる悪名高い制度です。

 

これが足かせとなり

 

創業して挑戦しようという起業家が少なかった時代がありました。

 

そこで政府は起業家を増やし産業を活性化させるため

 

「公庫創業融資」において、原則個人保証は不要としたのです。

 

 

このようにメリットが多い「公庫創業融資」を

 

できるだけ多く利用することで

 

開業後の資金繰りを楽にすることができます。

 

 

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