確定申告をしていて、
節税効果を感じるもの。

まず一つ目は、
一年目の貸倒引当金。
個人は、売掛金の5.5%。
法人に比べて、
繰入率が大きいので、
引当金を設定する初年度は、
お金が出ていかない節税が可能なんですニコニコ
地味かもしれませんが、結構、効果あります。

二つ目は、
所得拡大促進税制です。

今年は、平成25年に支払った給与と、
平成29年に支払った給与の金額の差の1割が
税額控除されます。

なので、今、伸び盛りの事業者さん、
25年に開業したてだった事業者さんにとっては、
必要な人件費しか支払っていなくても、
数十万円の税額控除になることもあります。

税額控除というのは、
所得が出て、
税金の計算をして、
そこからひくことができる金額のことをいいます。

つまり、
100の税金
税額控除が40だとしたら、
納付は60でいいということなんです。

なんとも魅力的な措置法。

でも、
この措置法、できてから、毎年毎年、
条件が変わって、
適用できるかどうか判断する私達は、
ほんっと、大変です。

やっと、集計したと思ったら、
要件に当てはまらなかったりすることも。

関与先さんにとっては、とても大きな節税効果があるものなので、
慎重に、かつ、必ず適用の有無を確認しています。

ただ、今回の税制改正で、また、変わります。
今度は大幅に。
節税効果は少なくなるだろうなぁと感じています。

さて、15日まで残りわずか。
頭を少しずつ通常ベースに戻しながら、
ラスト頑張りますウインク