(千葉富津海岸。たまたま親子連れがいたのでパチリ。晩夏の一景。)
今回も前回の続きです。
模試で上位30%以内に入ったものの合格を逃すケース。
その一形態を確認します。
春の模試を過ぎてから成績が落ちる方は要注意です。
必要に応じ前々回からご確認下さい。
1.「合格するための勉強法」はこんな感じだ-1
前回述べた「合格するための勉強法」を採用している場合。
「型による勉強法」とは大幅に違います。
まず、事前準備の段階で教材をキチンと読み込んでいます。
そこでは、規定の存在意義や趣旨から考え、解説ページも確認します。
存在意義や趣旨のアウトラインが理解できていれば、
ナゼ適用要件が、計算パターンが、それぞれそうなっているのか理解できます。
次に、適用要件や計算パターンも暗記対象と捉えていますから、
求められたら、すべての要素を諳んじていることが証明できるでしょう。
1.「合格するための勉強法」はこんな感じだ-2
この角度から掘り下げているので、問題文の大切さも知っています。
問題文の読み込みが、教材に書かれている適用要件との照合作業だったり、
計算要素の抽出作業であることを心得ているのです。
結果、しっかりと問題文を読み込み、予想する規定と合致するか否か、
要素を拾い出し、算式を目的に適った形に組み上げられるか否か。
こうしたことの確認をしつつ解答作成を開始するのです。
当然、難易度が少々高くても対応可能なことが予測できます。
さらに強みを発揮するのが応用問題。
多少のものなら簡単に得点源とすることが可能です。
これは、単に読み流し、
パターンの照合作業をするに止まるのとは大違いですよね。
その他、ここに掲げた方は「型」の練習もしていますから、
二本立てで向き合っており、本番では非常な強みを発揮します。
…本試験の初日まで、初日不算入で68日となりました。
引き続き悔いの残らない勉強を。1日1歩ずつ進んで下さい。
続きはまた次回。
今回もお付き合い、ありがとうございました。