(静岡久遠寺の大イトザクラ。先日アップした写真を別角度から。)

 

 

今回も前回からの続きです。

必要に応じ、前回分から確認して下さい。

 

前回と今回はマイナス面からのアプローチですが、

いずれ何十年先を見た場合に避けられない問題を採り上げます。

 

また、直球で述べている部分もありますので、

イヤな方はスルーして下さい。

 

 

1.先送りした顛末

 

将来像を考えている方なら諸々の問題を先送りしません。

先々の目標や手段を準備していると思います。

 

しかし、「合格してから考える」という方はどうでしょうか。

 

考えていないので、初動に遅れたり事務所選択をミスる、

考えていないので、他人に振り回される、

考えていないので、就職後は目先のことに振り回され、さらに時間を浪費する、

考えていないので、報酬も少ないまま貯蓄も不充分なまま、40年を終える、

 

…人生の後半は、それまでの因果関係が自動的に導き出され決算処理へ。

そんなリスクを抱えていることにお気付きでしょうか。

 

 

1.頑張ればどうにかなるのか-1

 

「合格してから考える」と回答する方がおられる一方で、

「頑張ればどうにかなるでしょう」と楽観論を述べる方もおられました。

 

いや、ちょっと待って下さい。

その頑張りには何か具体性があるのでしょうか。

 

頑張ることに間違いはありませんが、

方向違いの頑張りは大量の時間を浪費しますよ。

 

既に8年使ったその後に積み増しをするのですか?

それだけ時間を使った分の見返りがあるのですか?

 

 

1.頑張ればどうにかなるのか-2

 

世の中を見渡すと、頑張ってもどうにもならない人の方が多いと思います。

何の見通しもなければ苦痛の連続ですし、最悪挫折のリスクも孕みます。

 

なお、「頑張ってもどうにもならない」ことは、

方向違いの努力か、努力が足りないか、具体性がないこと等で生み出されます。

 

そんなアナタがMタイプなら苦痛も喜んで受け入れられるでしょうが、

大抵の人にとって苦痛は苦痛でしかないのです。

 

 

1.人生や税理士資格の価値を再考して下さい

 

前述の件。「合格してから考える」で既に8年を浪費し、

その先も「考えてないけど頑張れば何とかなる」と思う。

 

アナタは人生の価値や税理士の価値をどのように捉えているのでしょうか。

思いつきとデタラメな行動のように見えますが、大丈夫でしょうか。

 

何のために頑張るのか、いつまでに達成するのか、手段はどうなのか。

漠然とでも持って頂くことに損はないと思うのですが。

 

 

1.将来への目標や欲望、希望は受験の大きな原動力となる

 

将来への目標や欲望、希望は受験の大きな原動力です。

 

従って、当方が難解な質問をしたところで、

その場逃れのようなことは言わない方がよいと思います。

 

本件、恐らく、大半の方にとって、「そうなりたいが、よくわからない」

こうした部類の話だと思います。

 

しかし、適当なことを言って自分を欺くのはよくありません。

人間を創り上げてる大元は、その人の思考や言葉ですから。

 

早期に合格したい、未来を実りあるものにしたい、

こう考えるなら、それに沿った思考から組み立てる必要がありますよね?

 

さらに、アナタは先々経営者や資産家にアドバイスをする立場になる身。

自分が実践しないことを他人に「ああせいこうせい」言うのはちょっとね…

 

こう思う次第です。

 

 

 

 

 

続きはまた次回。

今回もお付き合い、ありがとうございました。