(桜の季節の散歩道。用水路に覆い被さるように咲く桜。)

 

 

今回から賃貸需要の判断要素をピックアップします。

前回までの各論だと認識してください。

 

なお、実際には各論を総合的に判断することとなりますので、

それぞれが唯一の材料となるのではないと考えて下さい。

 

また、当方の私見がかなり入りますが、宜しければお付き合い下さい。

同時に、実際の運用に当たっては各自の判断で行って下さい。

 

今回と次回は「ヒートマップ」なるものから確認します。

量が多くなりましたので、今回と次回に2分割します。

 

それでは今回分、以下どうぞ。

 

 

1.ヒートマップによる需要判断

 

ヒートマップとは、HOME’S賃貸というポータルサイトにあるデータページです。

地図上にある情報を重ね、どれだけ各地域の物件が検索されるかを探るものです。

 

【ヒートマップ】

では、どのような表示がなされるか、

以下のリンクを手繰って下さい。

 

 

(1) HOME’S賃貸経営:ヒートマップの検索

 

まずは以下のページを開き、都道府県→市町村の順で進んで下さい。

どこを開くかは任意で結構です。ご自身の住まいや実家近辺で構いません。

 

そうすると、該当する市町村に係る役所所在地の地図が表示されると思います。

そして、周辺部が様々な色で塗りつぶされていると思います。

 

地図の右側に色分けの範例がありますから、それぞれを参照して下さい。

赤系の色の方がより多く検索されていると考えて下さい。

 

【参考画像】

 

このページでは

赤系の色が強いほど「需要が高い」と認識するよう誘導しています。

 

あとは、ご自身が閲覧したい地域に移動して頂ければ、

それぞれの場所を確認することが可能です。

 

対象とした場所の状況はどうだったでしょうか。

 

なお、地図はある程度縮尺を大きくして(地図の縮尺ゲージをマイナス側にして)、

広い範囲で見た方がよいと思います。

 

例えば、電車でも各駅毎の「地域差」で傾向を掴んだ方がよいと考えるからです。

逆にすると、各物件毎のカラーが強く出てしまい、地域差を認識できません。

 

この辺りの意味は次回を参照して頂き、

使い慣れてくると理解できると思います。

 

 

 

続きはまた次回。

今回もお付き合い、ありがとうございました。