(山梨昇仙峡仙娥滝の近影。滝の飛沫で虹がかかっています。)
皆さんは、試験時或いは演習の終了後に模範解答を確認すると思います。
その際、模範解答をどのレベルで扱っているでしょうか。
今回は、その辺りの留意点をお話しします。
1.模範解答の確認時に留意すべきこと
試験なり演習なりを実行した後の話です。解答を確認する際のアクション。
タイトルや数字等を中心にサッと見るだけで終わりにしていませんか?
きちんとタイトルを確認しましたか?一字一句トレースできていましたか?
書き出しの位置等は確認しましたか?ヘタな省略をしませんでしたか?
合格に近い方は、そうした部分までしっかり目を通しておられます。
抜かりなく端から端まで見ておられます。
ただ「程々に書けたら充分だ」「数字が一致すれば充分だ」、
このようには考えていないのです。
どのようにすれば採点官に伝わるかも重要視しています。
本当に合格したいのであれば、早期合格した方の作業や視点を再現して下さい。
それが最も合格への近道ですし「時間の省略」にも繋がります。
そして、そうした作業を採り入れたことで総学習時間は増えるのか?
そんなことはありません。数秒も要しないからです。
合否の差が付く原因は、少しの手間を惜しまない、
このようなちょっとした差や意識付けというケースもあります。
が、ただのノルマ潰しと考えて勉強する場合とは、
大きな差になることを認識してください。
…次回は、なぜその確認作業が必要なのか、その理由をお話しします。
「早期合格者がそれを念入りにやっているから」ということだけではありません。
それをお伝えすれば、なぜ早期合格者がそうたり得るのか、
そして、その作業が外せないものであることが理解できると思います。
続きはまた次回。
今回もお付き合い、ありがとうございました。