(長野県松本城。敷地も城もデカいよ。)
今回も前回の続きです。仕事に関する悩みについて。
今回も所得税関連を中心にお話しします。
皆さんのブログを拝見するに、
仕事でお悩みの方が多いようです。
引き続き、当方の考えていることと、
過去の経験を思い出してみようかなと思います。
今回も、所得税を後付けで学ぶ手段をお話しします。
前回からの続き、2分割の2をお話しします。
1.出版社の講座、セミナーで学ぶ
【ポイント】
期間:短~中、費用:中~高、完成度:中
【コメント】
税務関係を取り扱う出版社が主宰する講座やセミナー。
不定期に開催されるため、常時受講とは行きません。
内容や難易度は区々(まちまち)。
基本的に各講座毎の先生に「お任せ」となっているためです。
申込み方法等に縛りがあるケースにご注意を。
会員になっている事務所しか申し込めないこともあるようです。
1.youtube等の映像メディアで学ぶ
【ポイント】
期間:短、費用:ゼロ、完成度:低
【コメント】
映像メディアは無料、かつ簡単お手軽な媒体です。
最初はここから入ってよいかも知れません。
ただ、作成者が税務に精通していない、関係していないケースが多いことに注意。
畑違いの上に薄い知識で作ったものもあり、これにどの程度の信頼度があるものか。
同時に、無料であることから責任というものが全く存在せず。
別にクレームを入れるとかどうとかいう問題じゃなく。
1.書籍で学ぶ
【ポイント】
期間:短、費用:低、完成度:?
【コメント】
書籍には千差万別あり、
選択を間違うと条文の丸写しや法令解釈論を買うハメに。
「入門」や「基礎」という言葉が付いているものはもちろん、
図解や表を多用しているものを選ぶとよいでしょう。
書籍に関しては以下にリンクを貼り付けておきます。
様々あるうち、最も専門学校の教材に近いものです。
【図解 所得税】
https://www.zaikyo.or.jp/publishing/books/009524.shtml
(ここだけテキストリンクになってしまうのでご容赦下さい。)
【図解 譲渡所得】
【図解 源泉所得税】
その他、「確定申告時の便利帳」です。
…最後に、所得税を自分で学べる、何とかなるとは考えぬ方が無難です。
できないことはありませんが、数年の時が必要となるでしょう。
甘く見ないことです。くれぐれもご注意下さい。
…また、各個別の事例等に関しては、事例集や質疑応答集をご確認下さい。
相当深くまで学ばない限り、条文通達からの紐解きや予測は難しいと思います。
続きはまた次回。
今回もお付き合い、ありがとうございました。