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南海高野線・泉北高速線がダイヤ改正をして、早や1週間。

賛否両論(否のほうが多い?)の「泉北ライナー」ですが、徐々に利用率が上がっているように感じます。

昨日は初の週末、しかも忘年会シーズンということで、最終の「泉北ライナー71号」は、天下茶屋発車時点で車両によっては満席状態、だったようです。

この時間、泉北直通がなんば22:42から23:15まで開く時間帯なので、尚更「早く帰りたい」層が泉北ライナーを選択したのかな?と思います。

実際は、なんば22:48、23:00発の高野線急行から堺東・中百舌鳥乗り換えで泉北方面は先着できますが、泉北民は乗り換えが嫌いなんですよねにひひ


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実質「準急と各停の2本建て」だった泉北線、区急と泉北ライナーの登場で、発車案内もカラフルになりました。


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ダイヤ改正翌日、家族でなんばへイルミネーションを見に出かける際、泉北ライナー68号を利用。

この列車、土休日唯一の、広告通り「和泉中央→なんば29分」で走る列車です。

実際は、かなり飛ばしていたものの、なんば到着は2分ほど遅れていました。結構タイトなダイヤなのかも?

なお、この泉北ライナー、なんば4番線発着なのも珍しいですね。平日朝イチと土休日昼イチの泉北ライナーは、既存準急を削減せずに設定されているため、泉北直通定番の2番線ではなく3・4番線発着となります。


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もう一つのトピックスが、泉北区急の終日運転。毎時上下2本ずつ、但し泉北ライナー運転時は毎時1本となります。

個人的には、昼間はともかく、早く帰りたい夕方ラッシュ時こそ増便してほしいのですが、噂では乗務員手配の都合上、中百舌鳥通過で交代できない泉北ライナー・区急は「毎時2本」という取り決めがあるとか?

確かに、区急ばかり走らせると、南海の乗務員が足りない事態になりますから、この辺りは徐々に増やしていくのかもしれませんね。


昼間はなんば~和泉中央を31分で走破する列車もあり、かなり速く感じます。

私は今週2回、なんば20:30発の区急に乗りました。この列車の所要32分は、先行の泉北ライナーより速いというオチ付です(笑)

8両編成で、堺東発車時点で一番空いている最後尾でも立ち客20名ほど、といった乗車率で、意外と受け入れられていることがわかります。

ただ、中百舌鳥で大勢の乗客が列をなしている前を通過するのは、爽快感を通り越して罪悪感ガーンですが、相当速く感じます。


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昼間のなんば直通各停は、4両編成での運転です。

泉北線の一般列車で4両、というのはいつぶりでしょうか?少なくとも、アラフォーの私は生で見たことはありません。

なお4両編成は、全て南海車の運用のようです。

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個人的に感動したのが、南海各駅・車内掲示の停車駅案内。

高野線と泉北高速線が同列の文字で並べられ、泉北高速の「鉄道章」まで描かれるようになりました。

今まではグループ会社でなかったため、泉北高速線は小さい字だったんですね。

南海グループ化したことを改めて実感しました。

ちなみに、泉北高速側は従来のデザインを踏襲しています。

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泉北ライナーや区急の運転で、接続パターンも大幅に変わり、戸惑っている乗客も多く見受けられます。

中百舌鳥利用客(御堂筋線乗り換え客)は、中百舌鳥に停まる準急・各停を選べばいいのですが、三国ヶ丘は使いにくくなりました。

三国ヶ丘から泉北へ行くとき、時刻表では「中百舌鳥で泉北線接続」の印が付いてあっても、中百舌鳥につくと泉北線が待っていない・・・特急や区急が通過してから、折り返し各停が入線、というパターンも多く、今までに無いパターンなのでより戸惑うように感じます。


時が経つにつれ、慣れてくるとは思いますが、中には「これはなぁ・・・」と思うこともあり、その辺りの問題点は次回に指摘したいと思います。