タイトル通り、本当に「今更」の記事でスミマセン
９月７日までの「夏の節電期間」中、南海電車では「一部電車の減車」による節電対策を実施。
特に目立ったのは高野線で、急行系６往復・各駅停車６往復を６両から４両に減車。
急行系電車に４両が登場したのは、節電対策とはいえビックリ
しました。
一方本線は、８両の特急・急行各2往復を６両に減車。本数はあまり多くないのですが、特筆すべきは「サザン」の２両減車。
指定席車４両＋自由席車４両の編成を２両減車すると・・・
全車自由席の、６両編成になるんですね。全車自由席特急の復活です。
「サザン」の指定席車は４両固定編成で減車できず、もちろん自由席車を２両減車することは無謀なため、結果指定席車を外して「トータルで2両減車」という措置になりましたが、真昼間で指定席需要が少ないということを見込んでの措置でしょうね。
自由席利用客にとっては、かえって車両が2両増えるという恩恵を受けましたが
高野線の４両急行は、通常運転されないので、主要駅では適宜駅員さんによる案内があったようですが、この本線全車自由席特急は、今年3月までは普通に走っていた種別なので、なんば駅でも特段の案内はありませんでした。
それでも、「これ乗っていいの？特急って書いてあるけど？？」と言ってた人がいましたので、案内は丁寧に超したことはありませんね。
節電期間は終了し、高野線の４両急行・本線の全車自由席特急ともに終了しています。
どちらも大きな混乱はなかったように思いますので、これは将来の合理化の布石？と、ちょっと勘ぐったりもするのですが
特に高野線の４両急行は、減便をしない前提で、昼間なら大丈夫かな？という印象です。