結論から言うと、1社での大手会社の取引金額は
全体の売上の30%以上にするのは非常に危険です。
特に受取手形、売掛先が上場企業だと銀行には見栄えがいいですね。
銀行も相手が上場企業だと手形も割ってくれますし、
いいことばかりのような感じになります。
ただ、ここに非常に怖い落とし穴があります。
そこであえて大手会社の中小企業の潰し方を教えます。
ぜひこんなことがあるんだ、と知っておいて下さい。
スキームは以下の通りです。
1. まずは中小企業に仕事をどんどん発注し、
大手会社の依存度をどんどん上げていきます。
例えば80~90%。
2. そして設備投資をしてキャパを増やせればもっと
発注できるようになる、と言って借入をさせて設備投資をさせる。
3. 実際に設備や人に投資をして社内整備をさせる。
4. それが終わったのを確認したら、一気に仕事を1/3に減らす。
5. 中小企業は大手会社の売上比率が高いため、発注を止められると
資金繰りが回らなくなる。
6. 生かさず殺さずして、体力が無くなるを待つ。
7. 中小企業がギブアップし、倒産寸前に、事業譲渡か、株式売却で
タダ同然で、設備や人的資源を購入する。
8. オーナー一族だけ排除される。
大枠はこんな感じです。
大手の依存度を上げたばかりに一気に会社がダメになります。
私のクラアントにこの話をした時に、その会社の社長は知っていて、
「うちは1社あたりの大手の売上比率は10%以上にはしない、
ないしは仕事は受けない」とはっきりおっしゃっていました。
これで仲間が何人も会社を乗っ取られたと言っていました。
売上比率は非常に重要ですので、大手会社だから、と
うまい話にはすぐに飛びつかないようにして下さい。