私のところにも起業の相談で一番多いのが、飲食業を始めたい、
というのが非常に多いです。
「なぜですか?」と聞くとほとんどが、通常居抜きの譲渡代金に300万円かかるところが、
1/3から1/5位の価格になっているので購入したい、というのです。
確かに価格だけみたら安いです。ただよく考えてみて下さい。
先日、日経新聞に支出過剰の飲食業は6割、と出ています。
この収入の中には借入金は入れてない、とのことです。
つまり(売上+時短による給付金+家賃補助金)−(家賃+経費)がマイナス、
の飲食業が6割ある、ということです。
いくら投資金額が抑えられるといっても毎月出金の方が多い、つまり
状況が変わらなければどんどん資金が減っていく、ことを意味しています。
これは無借金の場合です。
これに設備、運転資金を日本政策金融公庫で創業資金の融資で、と考える経営者も
非常に多いです。
ただ私の経験で言うと、
私 創業融資を考えている方がいるのですが。
公庫担当者 業種はなんですか?
私 飲食業です。
公庫担当者 ん〜、今は正直、厳しいですね。とりあえず土俵には上がれますが・・・
これが実情です。日本政策金融公庫も飲食業に関しては追加融資をして
これ以上追加は無理、と判断していると思います。
そして倒産ないしは条件変更の案件が非常に多いので、貸せないのが現状です。
よって私のアドバイスは2つ。
1つ目は「タイミングを待つ」ということ。私の主観ですが、今の状況はまだ
1年半は続く、と思っています。国ははっきりと言いませんが、コロナ融資、
3年間元本棚上げ、の意味をぜひ考えていただきたいと思います。
コロナ融資は約1年前に始まりましたが、ワクチンの状況、過去のスペイン風邪
その他の状況を踏まえて国は3年かかる、と最初から思っていたのではないか?
と思っています。
まだまだよい物件が出てくると思います。
今だ、というときにすっからかんになっているのが、一番最悪です。
もう1つはこういう時期だからこそ、まだ勤めてタイミングを待っている方は
ぜひブログやSNSをやっていただきたいと思います。
飲食業を始めてもすぐにはお客様は来ません。それは認知されていないから。
まずは認知されるために、お金をかけずにやれること、それがブログやSNSです。
これは効果がでるには時間がかかるので、いつ始めるの?「今でしょ!」となります。
ブログで情報を発信して、SNSで拡散。成果が少しづつでてきたことに
飲食店開業。開業前にフォロワーに開業します、とSNSで通知すれば
何もしないよりも早くお客様が来てくれるようになります。
こういう時期だからこそ、今やれることをコツコツやっていただきたいと思います。