たまにはまともなことも書いてみます。
テーマは『笑い』についてです。
笑いは人生においてなかなか重要な要素だと思われます。
ないとつまらないでしょうし、
笑うことは健康にいいらしいですしね。
さて、ではこの笑いはどのように発生するのでしょうか?
人によって笑いのツボは異なります。
人によって笑う沸点も異なります。
このように書くと、
共通のパターンはないかのように思われますが、
私が今まで帰納的に考えてきたところ、
あるように思われます。
笑いの発生について考えていくと、
これは、ネタ自身によるものと
環境による誘発の2つに分けられます。
ネタ自身の場合は、
ネタが少し自分の予想を裏切る場合に起こると思われます。
人間は誰しも少しは先のことを予想します。
その予想が多少はずされたとき、
笑いが産まれると思われるのです。
そのよい例はボケやツッコミなのでしょうか。
では、予想が大きくはずされた場合はダメなのかというと、
ダメなのです。
フリーズしてしまうのです。
脳だけでなく場もフリーズしてしまうのです。
当然、予想通りの場合も
笑いは産まれません。
なぜなら、リアクションのとりようがないからです。
アクションと認識してませんから。
ネタ自身に関して異論反論が多々あると思いますが、
次を読んでからよろしくおねがいしますm(_ _)m
次は環境に誘発されるものです。
環境とはあなたがいるその場もそこにいる人もさします。
まず、明るかったり、楽しい雰囲気の場合、誘発されやすいです。
笑顔の人の前では笑顔が自然とこぼれてきますし、
一緒にしゃべっているうちの誰かが笑い出したり、
文章でも顔文字が笑っているなど、
なにかしらのアクションがとられていると
ここは笑うところなんだと認識したかのように
つられて笑ってしまいます。
SM○P×SM●Pなどの番組では、
笑うところはスタッフの笑い声によってきちんと管理されており、
おもしろくない場面も笑いの場とされていることがよくあり、
誘導に抵抗する気分が味わえるいい例だと思います。
また、ネタが自身のツボにはまってしまったときは、
笑いの守備力(沸点)が低下しているため、
直後の普段では笑わないネタでも笑ってしまうことがあります。
上のとやや似ているのですが、
面白いと思われている人と話すと笑う機会が多いですし、
つまらないと思われている人と話すと笑う機会は少ないです。
これは、まだ売れ始めていないおもしろめなお笑い芸人などを見ると顕著です。
その芸人を初めて見て、ニュートラルな感情のこちら側と、
何度か見ていておもしろいと思っている人もいるであろう客席側では
反応が異なる場面が多々あります。
客席のサクラ混じりな可能性や、
私と客席の沸点やツボが違う可能性がありますが、
客席が一般人なはずの某番組での症例が10件以上あるのでたぶん関係ないです。
つまり、おもしろくないと思われている人は、
何をやってもおもしろくないと思われる可能性があるというわけです。
さて、笑いの発生においては、上記二点が複雑に絡まっています。
どちらかというと後者の方が優勢ですが、まぁどうでもいいです。
結論:笑いの発動には、
『下準備としておもしろいキャラだと思わせておいて、
ネタは聞き手の予想を少し裏切るものを用意し、
笑顔でネタを発動し、
聞き手には笑いの沸点の低い者を最低一人用意』しておけば
たぶん大丈夫です。
ながながと書き連ねましたが、
異論反論意見などありましたら、
コメントよろしくおねがいしますm(_ _)m.。o(切実)