今日は少しばかり重たい話

気分を害されたくない方は以下を読まないことをおすすめします




 

祖父が亡くなったらしい

いや、正確には亡くなっていたらしい

しかも一年以上前


 

なぜ伝聞形式か

いわずもがな、疎遠だったからである

最後にあったのは、両親の不和の結果として、父方に引き取られることになったときであるから、

約15年も前になる


 

15年

当時確か70歳代であったと記憶しているから、80?90歳代で亡くなったのだろう

 

かなり堅物な人で、正直あまりいい印象が残っていない


 

まぁ最後の記憶が、父親のアル中と家庭内暴力とに耐えかねた母親と祖父のところへ逃げ込んだものの、

その逃亡資金をサラ金から借り豪遊した挙句、母親は失踪をかましたため、それに激怒していた、てなものだからしょうがない気もする

両親ともにほんとどうしようもない

が、そのように母親を育てた祖父にも問題があると当時の自分は思っていた


 

祖父の死、葬儀について全く知らされることはなかったのに、1年もたってどうして連絡があったか

遺産相続絡みである

祖父の子、母親にも相続の権利があり、その辺について話をするため、仕方なく連絡がきた、というところだろう

もっとも、連絡先は変わっていた(正確にはなくなった)ので、親戚にその話が来たのだけれど

母親は失踪したままであるから、相続権は放棄する予定


 

最近、個人的な理由で、親戚と連絡をとるべきか否かずっと迷っていたのだけれど、

上記の話があり、親戚の方から連絡が来た

タイミングといい、運命を感じた

まるで予めこのタイミングで連絡をとるように仕組まれていたかのようだった

話も自然と切り出すことができたので非常に助かった


 

親戚の方には幼少時から本当にお世話になっている

家庭には恵まれなかったけれども、親戚には非常に恵まれていると思う

本当に、足を向けて寝られない

一生頭があがらない


 

家庭とか地域の輪だとか、そういう人付き合いに関して非常に疎遠な私だけれども、

大切にすべきだということを、これを読んでいる方にも考えてもらいたいと思う

いつ誰に救われるか、救うかわからないのだから