Twitterも載せずにすみません(´・_・`)!!!!
" I'm in TRAP " with Henry (第二回)
自分も帰ろうとぶらぶら歩いていると、携帯が揺れた。
《ヘンリーくん
今日は本当にありがとうございました!!
絶対、お返しするからねㅠㅠ
ジンリ》
なんとなーく、可愛い文章。
わざと、しばらく待って
《大丈夫。気にしないで。
それより、ちゃんと帰れた?》
すると、すぐに
《うん、ちゃんと帰れたよ!
本当に、ありがとう^^ 》
《よかった。
じゃあ、また連絡するね!》
何も考えずに送っちゃったけど
これだと、ここでメール終わるか。
《ありがとう^^
私も連絡するね!
おやすみ~!》
"おやすみ"
なんだかその言葉がくすぐったい。
必ず、また、会おうね。
それから一週間くらいして、韓国にまた行くことになった。
ジンリ、連絡したいけど
スケジュールが…。
ぼんやり考えながらスタジオに向かう車で
メールの着信。
《次はいつ韓国来るの~?》
こんな、タイミング良いことって、ある?
《今、韓国いる!でも、仕事忙しくて…》
《わぁ偶然!!でも、残念ㅠㅠ
また、今度かな?》
いや、会いたい。
《夜は?》
《私は大丈夫だけど、ヘンリーくんは大丈夫><?》
《大丈夫!仕事終わったら電話するね》
《うん!お仕事頑張ってね~!》
終わったら、会えるんだ!ジンリに。
あの笑顔に。
なるべく早く終わるように頑張って、
終わった瞬間にジンリに電話した。
『今、どこにいる?』
「お疲れ様。カフェだよ」
『もしかして、前と同じところ?』
「うん!よくわかったね」
驚いたような声。
それだけで、目を丸くするジンリが頭に浮かぶ。
『じゃあ、そっち行くね』
「あ、私が行かなくていい?」
『うん。大丈夫。会いにいくから』
会いたいんだ。
カフェに着くと、ジンリが僕を見つけて笑顔で手を振る。
白いブラウスで、まるで妖精かなにかかと思うくらい。
「ありがとう、わざわざ来てくれて」
『ううん、ごめんね、待たせて』
「大丈夫。それで…これ。この間は本当にありがとう」
可愛らしい赤のドットの封筒をジンリが差し出す。
『全然いいのに。…で、財布は?見つかった?』
「財布は…見つかったけど、やっぱり、中身は抜かれてた」
『ひどいな…』
「でも、ヘンリーくんのおかげでカードとかは全部止めたから無事だった」
にこりと、嬉しそうな笑顔。
『ヘンリーでいいよ。…せめてカードが無事でよかったよ』
「じゃあ、ヘンリー。本当にありがとう。ヘンリーのおかげ」
『ううん』
それから、他愛ない話に変わって、
気づくとカフェの閉店時間。
おしゃべりしながら駅までジンリを送って
「あぁーもう終わっちゃうのかぁ」
残念そうに口を尖らせる。
『また、会おうよ』
ジンリの肩を軽く撫でる。
「うん!」
満面の笑みで大きく頷く。
『メールか電話する!』
絶対だよ。
また会いたい。
「ありがとう。じゃあね!気をつけて帰ってね」
ジンリ軽く僕の腕をタッチする。
『ジンリもね。おやすみ』
「おやすみ~」
人懐っこい笑顔も、
楽しそうな話し声も、
少し大きな仕草も、
ふわりと遊ぶ毛先も、
全部全部が新鮮で、綺麗だよ…。