ちょろちょろっと、
幼馴染ぎゅ氏、始めます(。-_-。)
ノート with 幼馴染キュヒョナ
休みの日、買い物をしているとたまたま仕事上での知り合いに会った。
なんだかお互いおもしろくて立話。
『おい、お前』
後ろから呼び声。
「キュヒョナ」
振り返ると、幼馴染の姿。
『早く帰って来いよ。食べ物悪くなる』
手に提げた袋を顎で差し、ぶっきらぼうに言って去って行く。
【彼氏さん?…何か悪いことしたみたい】
「いえ、大丈夫ですよ。あの人あんなんですから」
ごめんなさい、と頭を下げる。
【じゃあ、また】
爽やかに言って去って行く。
帰ろうと店を出ると、仁王立ちの幼馴染。
「ごめんね、待っててくれたの?」
駆け寄ると、何も答えず背を向ける。
着いて来いの合図。
いつも通りキュヒョナの車に乗り込む。
「にしてもよく会うね~」
合わせたわけでもないのに、色んなところで出会う私たち。
『何年一緒にいると思ってるんだよ。行動パターンくらい似てくるさ』
相変わらず高圧的。
でも、慣れたモンで。
『それよりさっきの人何?』
「ん?仕事の知り合い。家が近くなんだってー」
『そんなのどうでもいい』
ぼそっと言う。
「どうでもいいなら何で聞いたのよ」
『あんまりチャラチャラするなよって話』
「別に、チャラチャラしてないよ…」
たまに、こうやって私を悪く言う。
『お前がそう思ってるだけ。フワフワしてるように見えるんだって…何回言えば…』
「わかったって…」
"チャラチャラ"、"フワフワ"、"ふらふら"
よく言われる。
でも、すごく嫌だ。
『気を付けろよ』
嫌だって、言いたいけど、その前にいつもこうやって優しい声で諭されるから何も言えない。
「うん…あ、電話…」
仕事用の電話が鳴る。
『出なよ』
「うん…」
着信を見ると、さっきの人。
【もしもし?さっきは何かごめんね】
「大丈夫ですよ。どうしたんですか?」
【いや、それだけ心配で…。彼氏じゃないんだよね】
「違いますよ」
横をちらっと見ながら言う私。
【よかった。…じゃあね】
妙に意味深な間。
「はい、失礼します」
『さっきの人?』
やたら勘の良い幼馴染。
「うん…さっきの人彼氏?って。何か悪い思いさせたらごめんなさいって」
突っ込まれる前に内容を言う。
『ホラ。言わんこっちゃない』
「何が?」
『フワフワしてるからスキありって思われたんだよ』
「そんなことない…」
『いや。今のお前の答え方なら勘違いするよ。…嘘でも彼氏って言っときゃいいのに』
「なんで仕事先の人にそんな嘘つくの?」
『わかってないんだなホントお前…』
呆れ口調。
「…」
『男には気をつけろよ。騙されるぞ。…正直、お前騙しやすそうに見えるから』
「はい…」
ここで言い合ったってキリがない。
大人しく聞くに限る。
…けど、腹が立つ。
『心配する方の身にもなれよな…』
「ん…」
助手席に沈み込む私。
言い過ぎたと思って黙る幼馴染。
この話題でぎこちなくなることくらい、わかってるのに。
もう何回目?
繰り返し。
妙に過保護なあんたの本音は見えない。
センチメンタルな気分ー(´・_・`)