エピソード9-2 「決戦」 | jyosuisaga

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これは独自で描く オリジナルのヒーローサーガである
「ブラストブレイバー」更新中!

―アポロガイストの発生させた空間に引きずりこまれたディケイド―

ディケイド「邪魔されない場所ってことか」

アポロガイスト「首領とお前が全く迷惑がかからない場所なのだ」

首領「アポロガイストよ」

アポロガイスト「ん?あぁ!」

首領「お前の役目は終わった」

アポロガイスト「フフン!ハハハハ!また・・・いつか最も迷惑なヤツとして甦るのだ」

―アポロガイストは言い残し消滅した―

首領「面白いヤツだが お前を倒すしかない」

ディケイド「お前・・・恐ろしいぜ」

首領「かつてのお前と同じだ」

ディケイド「そうだったかも知れないが 今は・・・そうじゃない!!」

首領「ほざけ!ハァーーー!!」

―ディケイド同士の戦い だが―

ディケイド「うわぁーーー!!」

首領「やはり試作品が強いな 姿は似ているがスペックを落としたことでここまでの差がつくとはな」

ディケイド「なめるな!」

―首領が使用しているディケイドライバーはプロトタイプであるが その性能はディケイドを大きく上回る―

首領「行くぞ!ディメイションキック!!」

FINAL ATTACK RIDE de de de DECADE

ディケイド「うわぁーーーー!!」

―ディケイドは大きく吹き飛び 士の姿に―

士「あぁ・・・」

首領「お前にはあの時の強さはない!全てを破壊する者ではなくなった やはり仲間という存在がお前を破壊者ではなく 弱い存在へと変えた 違うか?」

士「仲間だと?破壊者じゃない?フン 笑わせるな!」

首領「何だと!」

士「俺はかつてそうだったかも知れないが 旅を通じ様々な世界を巡り たくさんの物語を繋いできた!そして俺はこれからも旅を続け 仲間を作る その想いは 俺を強くしてきた」

首領「士 お前は一体何者のつもりだ!」

士「通りすがりの仮面ライダーだ 覚えておけ!」

首領「お前!」

???「待ちたまえ!」

士「その声は!?」

―灰色のオーロラから一人の男が―

海東「久しぶり」

士「海東!」

首領「お前か!ディエンドライバーを奪った泥棒は!」

海東「そうだよ首領君 士 あの時の傷は・・・古傷のままだけど 感謝したまえ 今回限りは」

士「フン!友情ってヤツか」

海東「よしたまえ!」

士「まぁ~いい 久々に行くぜ海東」

海東「あぁ 僕も通りすがりの仮面ライダーだからね」

―士はディケイドライバー 海東はディエンドライバーを―

士・海東「変身」

KAMEN RIDE DECADE

KAMEN RIDE DIEND

―士はディケイド 海東は仮面ライダーディエンドに変身―

首領「ディケイドにディエンド 倒してやる!」

―首領に立ち向かう二人 だが首領は二人を相手にしても一歩も引かない―

ディケイド「強いな」

ディエンド「だが 僕はまだ強くなれる」

ディケイド「“僕はじゃなく”だろ」

ディエンド「いくよ!士!」

ディケイド「俺に命令するな!」

―二人はケータッチを取り出した―

≪クウガ アギト 龍騎 ファイズ ブレイド ヒビキ カブト 電王 キバ FINAL KAMEN RIDE DECADE

G4 リュウガ オーガ グレイブ カブキ コーカサス アーク スカル FINAL KAMEN RIDE DIEND

―二人はコンプリートフォームに転身―

首領「ケータッチまで手にしていたのか」

ディケイド「こいつは俺達が繋いできた力だ」

首領「倒す!うわぉーーー!!」

ディケイド「海東 これを」

ディエンド「これは?面白い!」

―受け取ったカードをドライバーにセットした―

FINAL ATTACK RIDE de de de DECADE

ディケイド「海東」

ディエンド「士」

ディケイド・ディエンド「これが二人の力だ」

首領「何!?」

ディケイド・ディエンド「ダブルディメイションキック!」

首領「うわぁーーー!!」

―首領は大きく吹き飛び倒れた―

首領「我が最高傑作よ 破滅の未来で・・・」

―首領は爆発し消滅した―

士「待て海東!何だって俺を助けた」

海東「誤解しないでくれたまえ 君を倒すのは僕だけだよ 君は君だけの道を行きたまえ」

―海東はそう言い残し指鉄砲をし 灰色のオーロラの中に姿を消した―

士「海東・・・今はバード星に戻らないと」

to be continued