スキャンダル 遠藤周作 p227
“「激情はどうして起きるのでしょう。激情はどうしてあれほどの快感を味わわせるのでしょう。わたくしは道徳では抑えきれぬ、説明できぬ、すさまじい力がかくれているような気がして、この本を読みました」”
成瀬夫人から勝呂宛に小包で一冊の本が送られてくる場面。
送られてきた本は成瀬夫人の愛読書で、ジル・ド・レという幼児虐殺で有名な中世の軍人の伝記でした。
その本の中にあった、成瀬夫人のメモ書きです
人間の内面に潜む、道徳では抑えきれない、綺麗事では済まされない、目を覆いたくなるような一面が隠れているのではないか?という部分が共感でき、考えさせられたので付箋を貼りました。