ソフィーの交配が無事終わりました。



2、3日は安静にして、着床を祈ります。
実は今回、少し矛盾を感じました。それは、人工授精についてです。ディアハウンド ブリーダーを目指していて、こんな事を言って良いものかわかりませんが...
犬の意思に関わらず、交配をする...。なんだかソフィーに申し訳ない気がしたのです。嬉しいはずなのに、しょんぼりして、病院から帰って来てしまいました。この気持ちをマックスのブリーダーに問いかけると...
それは、永遠に大きなテーマだよと、彼は言いました。
「君は、種の健全な保存という事を盾に、純血種の交配をすることに疑問を持つのだね。それはとても良い事だよ。我々は、この種の存続を望み、その種が健全であるように、人間の手により交配をする。それが、傲慢かどうかと言えば、人間の傲慢だろう。犬は別に純血種でありたいとは思っていないだろうから。純血種の犬も、元はと言えば人間の用途に沿うよう固定されたもの。それが、純血種。どこまでいっても、人のわがまま。ただ、我々はディアハウンド という種を愛している。共に、暮らしたいと思っている。愛ゆえの行動は神も許してくれるだろう。愛しているからならばー」

ーAs long as you have love ー

少しだけですが、胸が楽になりました。私はディアハウンドを愛していて、彼らと一緒に残りの人生全てを共にしたいから。