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第五回目は、「アルカナシカ」です。

この本の副題は
「人はなぜ見えないものを見るのか」。

この本を手に取った縁(わけ)は....
ピンク色の丁装と、真ん中に浮かぶゼロの文字に惹かれました。
いわゆる、ジャケ買いです笑
そして田口ランディ著であることも、大きいです。
著書の田口ランディさんとは、鎌田東二さんに誘われて伺った、長編小説の「コンセント」の出版記念パーティで、初めてお目にかかりました。
小柄なランディさんでしたが、キラキラと輝きを放っていて、楽しそうに皆さんとお話をされていたのが、とても印象的でした。
この頃からランディさんの周りには
不思議な方達が多かったですね。

おっと、本のご紹介から外れてしまいました。


スピリチュアル体験を、それまで全くしたことがなかった著者が、
ある会で、不思議なものを目の当たりにしたことで、
このことをもっと深く知りたいと思うところから、この本は始まります。

自身を「不可知への冒険者」と呼び、
見てみたい、感じてみたいと、憧れにも似た強烈な欲求を満たすために、
体験者や研究者と直接コンタクトを取り、理解を超えたモノに飛び込み、
取材や分析をし、自分の言葉で、証明しようと試みます。

表紙のゼロは、まさしく、著者自身の理解を超えたコトやモノへのスタンスです。


スプーン曲げで有名なユリゲラーさん、清田益章さん、超能力者の秋山眞人さん、無農薬りんご栽培に世界で初めて成功した木村秋則さん。
超能力者や不思議な体験をしている方達を前に様々な質問を投げかけていきます。
事実なのか幻覚なのか、アルカナシカ…。


そして、著者が「アルカナシカ」の狭間で見聞きしたコトやモノの、膨大なピースが、
本の中で徐々に組み合わさり形となっていく。

読んでみると何とも不思議な、異次元の世界に入り込んでしまうような感覚で、
著者とともにアルカナシカの狭間を体験ができてしまう、
とてもオススメの一冊です。


著者:田口ランディ
発行所:角川学芸出版