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連続小説《witch》です。
魔法使いをめざすかわいい女の子の話です。
1話1話が短くなっておりますので読んでみてください🌱
「オレ様は魔法のステッキさ」
「私はミューザ。あなたの名前は?」
「オレ様は、セドリック。オレ様は最高のステッキなんだぜ」
「セドリック、あなたは最高のステッキなのね(笑)それで、何が最高なの?」
ミューザは興味津々に聞いてみた
「ミューザ、オレ様は魔法のステッキだよ。オレ様にしかできないことばかりだよ」
ミューザは『それもそうね』と納得した
セドリックは、ミューザに言った
「ミューザ、試しに俺を使ってみてよ」
セドリックは、魔法を使ってみることにウズウズしていた
そして、ミューザもまた魔法のステッキを使ってみたくてウズウズしていた
「そうね!ジンバルが願いを込めてステッキをエイッとするだけだって
言ってたから、きっとすぐできるわ。やってみましょう」
ミューザは、周りを見回して試しにできることを探した
机の上にペンがある
「セドリック、やるわよ。机の上のペンを動かすわよ」
「オーケー、ミューザ」
ミューザは、人生で初めて使う魔法に集中した
そして、セドリックも机の上のペンに集中した
「ペンよ、動け」
ミューザはステッキをペンに向けた
ペンがコロコロコロコロ…
机の上のペンが床に落ちた
動いた!!
「やったわ!!やったわよ、セドリック!!私たちできたわよ!!」
初めて使う魔法にセドリックもミューザも大興奮した
そう、魔法を使うのが初めてなのはミューザだけではなかった
実はセドリックも魔法を使ったことがなかったのだ
「ミューザ、次をやってみよう」
ミューザは
「転がった鉛筆が自分の左手に来るように魔法をかけるわよ。セドリック」
「オーケー」
「鉛筆よ、来い!」
そう言うとものすごい勢いでミューザめがけて飛んできた
ヒューン!
どすっ!
鉛筆がミューザを頬をかすめて、壁に突き刺さった
ミューザは、目を丸くした
「あー、ビックリしたー」
セドリックはすかさず言った
「魔法って力加減が難しいね」
「本当ねー、刺さるかと思ったわよ。っていうか、セドリック、あなたは最高の魔法のステッキなんだからこのくらいできるでしょ?」
セドリックは、恥ずかしそうに答えた
「ごめんよ、ミューザ。実は魔法を使うのは初めてなんだ…。でも、ジンバルに『最高の魔法のステッキになる』って魔法をかけてもらったんだ」
ミューザは、
「そうだったの?!」
「私たち2人とも魔法使いになったばかりなのね!あなたはジンバルに最高の魔法のステッキになるって魔法をかけてもらったんだから、必ず最高になるわよ!すごいじゃない!私も練習しなくっちゃ。セドリック、私たち最高のパートナーになれるよう頑張りましょ!」
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