既にchakuwikiで似たような記事があるが、あまりトークが進んでいなかったため、自分なりの考えでこの記事を書くことにした。

・面積
まず、四国の面積は18,800km/2、オーストラリアの面積7,688,000km/2なので、
7,688,000÷18,800=408.93617と、
約400倍ぐらいの差がある。
可住地面積は愛媛県1673.26km/2、
高知県1163.11km/2、徳島県1010.35km/2、
香川県1005.59km/2で合わせて4852.31km/2なので400倍すると1,940,924km/2になる。
これは、メキシコ(1,964,375km/2)やインドネシア(1,910,931km/2)の国土面積に匹敵する。
そして距離が20倍になる。(素因数分解で20×20になるから)

・人口
人口も面積に比例して400倍にするのならば、2020年人口で369万人だから14億7600万人となる。
全盛期だと423万人で16億9200万人になる。
そして主要都市の人口は、
松山市 511,569×400=204,672,600
約2億人
高松市 417,496×400=166,998,400
約1億6700万人
高知市 325,909×400=130,363,600
約1億3000万人
徳島市 252,391×400=100,956,400
約1億人
となっており、最低でも1億人は超えている。

・標高
標高の事も忘れてはならない。面積だけ大きくすると平べったい地形になってしまうからだ。
標高との比率も考えるなら、素因数分解で縦横20倍になるので、標高を20倍にしなければならない。
すると、四国で主に高い山の標高は、
石鎚山 1982m×20=39640m
剣山 1955m×20=39100m
二ノ森 1930m×20=38600m
瓶ヶ森 1897m×20=37940m
三嶺 1894m×20=37880m
笹ヶ峰、筒上山 1860×20=37200m
矢筈山 1849m×20=36980m
天狗塚 1812m×20=36240m
白髪山 1770m×20=35400m
となり、世界中のどの山よりも群を抜いて世界一高い山となる。
しかしデス・ゾーンを余裕で超えてるどころかオゾン層まで突入してしまっているため、誰も山頂に辿り着けない。(たがオゾン層の形が歪んでデス・ゾーンの標高が上がっているかもしれない)
そして山脈ではなく山地なので、これらよりかは低いが、まだまだ高い山が存在する。
さらに主要都市の駅周辺でも、
松山駅 21m×20=420m
高松駅 6m×20=120m
高知駅 4m×20=80m
徳島駅 12m×20=240m
と、全て数十メートルにまで高くなる。
人間が住める限界の標高は5000〜6000mと言われているので、この四国は現実世界で置き換えると標高250〜300mまでしか住めない。


・経済
四国のGDPは2017年で14兆5820億5000万円なので、これを面積や人口と同じく400倍にすると、5832兆8200億円となる。これは、同じく2017年のアメリカのGDPを当時のレートに円換算した2184兆6983億8783万5000円の約3倍である。
さらに、各県のGDPを400倍にした数値でも、
愛媛県 2059兆9188億円
香川県 1538兆3660億円
徳島県 1262兆7536億円
高知県 971兆7816億円と、どれも日本のGDPを余裕で超えていて、愛媛県に至ってはアメリカと肩を並べている。

・歴史の妄想
古くから日本人が住んでる設定にしたいので、
瀬戸内海の島々から四国へ行けるドアを設置。
これによって四国は日本の植民地となった。名前は海を挟んだ未知の南の大陸であることから南海大陸と名付けられた。(以後南海と呼ぶ)
そして開拓は進んでいき、あっという間に本土人口を追い越し、伊予道、讃岐道、阿波道、土佐道を設定し、43の律令国が置かれた。(つまり現実世界の統合前の郡がそのまま国になったということ)
そして資源も豊富だったので、(縦横高さ20倍なので20×20×20=8000倍となる)
室町時代の頃から本格的に採掘されるようになり、
日本の経済を大きく支えるどころか、逆に日本の経済が支配されることになった。
戦国時代になると南海の大名らが独立したため本土の経済に大ダメージを与えた。
そして時は経って1600年頃、長宗我部元親が南海を統一した後、松山に拠点を移し幕府を開き、事実上日本から独立した。しかし一人で支配するのは無理なので家を四つに分け高松、徳島、高知にも拠点を置きさらにその下に御三家を作る事で支配した。ちなみに独立したので自らの家を皇族としている。
日本を統一した徳川家康も、南海大陸まで攻めるのは無理と判断し、お互い別々の国として歴史を歩んでいった。
その後長宗氏はインドネシアの存在を確認し、オランダ東インド会社との交易を開始、互いに通信使を派遣し、西洋の技術や文化、単位などを取り入れていった。
さらに周囲の探索により、ニュージーランド、南極大陸、パプアニューギニアなどの島を確認し、入植していったが、南極は寒すぎて失敗した。
資源の方は新たな鉱山が発見されていき、数百もの直轄地が置かれた。譜代や外様の大名も隙間産業で鉱山を開発していった。そしてこれらは現在も稼働している。
19世紀になると従来の政治体制に限界を感じたためオランダ経由で西洋でどのような政治体制があるが調べた所、立憲君主制の存在を知り、自国に合わせて少し手を加えつつそれに移行した。
ついでに名前を変えようと、四つに分かれて運営していることから四国連合に改名した。
植民地競争に関しては、すでに資源を自給できているので積極的に植民地を獲得しようとはせず、すでにある植民地で再入植を促した。
アメリカで株価の大暴落し世界恐慌が起きたものの四国は全くの影響を受けなかった。
第二次世界大戦時は最初中立だったが、日本が宣戦布告してきたので連合国側として参戦、扉から直接日本を占領し、史実より早く降伏させた。
戦後は国連の常任理事国になり、日本全域、朝鮮半島を統治し、サンフランシスコ条約によって独立させた。
1960年代はエネルギー革命により、石炭の鉱山が徐々に閉山していった。さらに自国で石油や天然ガスが採れないので輸入に頼っている。
植民地の方ではニュージーランドが独立、その30年後にはオセアニアの各国が独立した。
近年では日本に通称を変更して四国にするよう呼びかけている。

・地域区分
4つの国、48の州、4つの特別区で構成される。
その下は県、郡、町、村があり、さらにその中に市、町、村の細かいランクがある。
広域地域区分は東予、西予、宇和、西讃、中讃、東讃、吉野川、那賀、牟岐、安芸、土佐、幡多である。
(ちなみに美馬国、三好国、海部国、高岡国、幡多国は国土が広すぎるため中世で二分割されている。)

・地理
オーストラリアの位置になりその大きさになっても断層はあるので普通に地震が起こる。なので日本並みの耐震技術がある。


・交通
伊予、讃岐では古くから陸運が盛んで、反対に阿波、土佐(と宇和地方)では海運が盛んである。
山の標高が高すぎるため、どの交通機関も同じルートを辿る。
そして連邦制国家だが地域パスポートは不必要。


鉄道
長宗氏は常に情報をいち早く手に入れてきたので、1839年にオランダで鉄道が開通したと情報を得てすぐさまその技術者達を招き入れて鉄道を整備させ、1840年代に松山で初めて開通した。
そして技術を教えてもらい、かなり早いスピードで整備していき、20世紀に入る頃には全走行距離が2万kmを超え、21世紀には10万キロとなった。

高速鉄道
戦前から計画があり、1950年代に日本より早く世界で初めて松山-今治で開業した。名前はそのまま高速鉄道である。
最高速度は400km/hまでを想定。
現在では以下の路線が開通している。
東予高速鉄道(松山-西条-新居浜)
西予高速鉄道(松山-長浜-大洲-八幡浜)
今治高速鉄道(松山-今治-西条)
宇和島高速鉄道(八幡浜-宇和島)
予讃高速鉄道(新居浜-川之江-三豊)
西讃高速鉄道(高松-三豊)
讃波高速鉄道(高松-藍住-徳島)
琴平高速鉄道(高松-綾川-琴平)
満濃高速鉄道(多度津-琴平-塩入)
北吉野高速鉄道(徳島-阿波-美馬)
南吉野高速鉄道(徳島-石井-穴吹)
鳴門高速鉄道(板野-鳴門)
阿南高速鉄道(徳島-小松島-阿南)
須崎高速鉄道(高知-高岡-須崎)
安芸高速鉄道(高知-後免-奈半利)
宿毛高速鉄道(中村-宿毛)

海運
大陸を一周する豪華フェリーがあり、東廻りと西廻りが設定されている。一周乗り通そうとすると、一年の時間を要し、料金は一億円以上にのぼる。
吉野川では舟運もあり、経済効果は中国の黄河や長江に匹敵する。

道路
各国の街の中心部は最低でも6車線以上あるのが当たり前で、未塗装の道路でも2車線ぐらいある。
そして高速道路は現実と同じ道路網で、全て10車線であり、アウトバーンと同様に制限速度が無い。
大都市の高速の密度は中国並みである。
国道と高速の指定は連合道路局で行い、指定されると連合国道、連合高速の名になる。


空港
山の標高が高すぎる故に鉄道、フェリーとほぼ同じ経路で運行しなければならず、空港の強みを活せず、競争力が弱い。
その為主に中流階級や富裕層が利用している。

・移民
年ペースでの移民者は約140万人であり、アメリカの2倍である。
そして一番多いのは隣国のインドネシア人で、その次が中国人である。

・言語
いろんな地方から入植してくるので当時の標準語である奈良弁で統一したが、後に京都弁に変更。
そして現在でも当時の京都弁で設定されており、今の京都弁とはかなり違っている。

・宗教
インドネシアとの交易によりイスラム教が伝わり、信者が増えてきた。すでにあった神道、仏教、儒教との対立も特になく馴染んでいった。

・貨幣
貨幣の単位は西洋を参考にして十進数をとし、「円」が採用された。
そして日本は明治維新の際に丸パクリし「円」が使われた。
現在四国円は米ドルよりも価値が高く、0.67四国円で1ドルである。

・連合政府移転
松山は伊予の首都で、連合政府の拠点も置かれていたため1980年代から松山への一極集中が問題となり始め、特に土佐などは人口が若者を中心に流出していた。
そして松山でも過密問題が深刻になっていたため、1985年に政府機能を移すことが決定された。同年から移転先を探し、翌年に三島と川之江の中間にあたる妻鳥に決定された。
そして1988年、妻鳥に連合政府の拠点が置かれ、
松山の拠点は支庁に降格し、高松、徳島、高知からのアクセスが便利となった。