「レティ! まだ私のカードが…」
「やめておきなさい。無駄よ。」
「そっちの妖精は、随分と頭が弱い見たいね。噂通り。
妖怪の方は、打って変わって随分賢い見たいだけど。」
どこからか、不意に声が聞こえた。
「何を~!?」
「自らの引き際くらい察知できないと。身体が持たないわ。」
「咲夜!? いつから見てたの?」
「おおよそ、最初から。」
「手伝え。」
「あら、そんな義理はないでしょう?」
「目的は同じじゃない」
「それはまだ解らないじゃない。」
「解る。あなたが館から外出する時の目的は、
買い出しか神社の冷やかしの2つしかない。」
「貴方は、そのどっちよ…。」
「買い出しのための異変調査。同じだったでしょう?」
「まあ…同じね。どうして解ったの?」
「勘よ。」
「勘ね…。」
「レティ、今だ! 油断しているうちに、2人まとめて…」
「やめなさいって。死んじゃうわよ?」
「貴方、霊夢がどんな戦い方をしていたのか、
ちゃんと理解できていないんでしょう?」
「え…?」