国が違えば学習に関する内容の在り方もちょっと違う。

そりゃそうでしょ。

 

 

 

全世界各国の学習要領を詳細に調べたわけではないのが前提での話です。

当方、何せ素人ですから。

 

 

先ず、日本と海外のそれぞれの学習テキストを比較し・・・・・

 

 

算数の計算とか基本的なところは変わらないし、学習要領も学習進度もさほど変わらない。

文章題は日本の方が難しいかも。

これは、ストレートに何かを解答させるとかではなく、引っかけ問題みたいな問い方で解答を求めさせると思うから(日本語特有かも、運転免許の試験じゃないけど)。

それと、論理的な思考を導くような問題が多い?かなって思う。

だから、算数のテキストは、圧倒的に日本の学習テキストの方が良く出来ているのではなかろうか。

 

 

国語は、まあ、その国々の言葉に由来するものだし、文化習慣的なこともあるから比較はできない。

 

 

そういう意味でも、社会は国語と同じ。

 

 

理科は、英語圏の方がサイエンスらしい学習内容だと思う。

日本の小学校理科は、3年生くらいから始まるのだと思うが、内容はどちらかと言うと”科学に対する基本姿勢から始めましょ”って感じ。

英語圏では、同じ3年生だと中学で学習する科学や物理の基本的な学習内容だなあ、と思う(日本の理科3年生の内容は、生活みたいな科目で小1~で習う感じかな)。

ウチの子供が取り組んでいる小3科学テキストの内容(ページは、原子と分子の基本について)。

 

 

学習要領については、色々な見解があっての上で日本では当該学習要領を決めているわけだから、それ自体の良し悪しではなく、個人的に英語圏の科学(理科)学習の進め方が好みだというだけです。

 

 

こんな感じで、算数は日本と英語圏、理科は英語圏、社会は日本とアメリカと中国、国語は言わずともですね、英語は日本語英語(コレは日本の受験用)と英語圏の英語、それに中国語を、それぞれ同時進行で進めている。

 

算数の英語圏テキストは、個人的に好きなのはKUMON(笑)

色々と買ってみたけど、文章題とか変な癖がなくて良質だと思う。

流石KUMON!

定番のコレ。

 

因みに、算数に関しては、計算問題集は日本語でも英語でもやった事はなく文章問題のみ。

※計算は、そのうち早く出来るようになると思うので、とりあえず文章題で数熟す戦略。

 

 

 

英語については、日本で受験していく上で日本語英語、社会に出た時に英語が使える様にと英語(英語圏での英語)をやっているが、日本語英語は国語力も必要とするので、英語圏の英語とは同じ英語でも別物だと思っている。

リスニングに関しては、ネット動画で沢山あるので幼児期からコンテンツを選んで観させているだけ(普通に日本人家庭で日本に住んでいるので英語を使う機会は無い)。

 

 

中国語も勉強しているが、中国語の勉強をするにあたり中国圏のテキストを色々と買い漁ってみたが、普通にその辺の書店で売っている日本語で説明してある中国語の学習書の方が教えやすいので、それを流用。

但し、中国語を教えるにあっては、日本語と英語が理解してからの方が、本人にとって理解しやすいかもと思い、始めたのは去年あたりから。

これは、自分が中国語を勉強した時に、日本語の漢字とか文化習慣由来の言語で中国語と共通している部分が多いこと、文法に関しては英語よりとして分かりやすかったことから、その方が良いだろうと思ったので。

 

実際、ウチの子供が中国語学習を始めてみて、同じ様な感覚で掴みやすかったみたい。

中国の子供が中国語を学習するのに、拼音(ピンイン:発音変換)が中心になるので、市販の中国語学習テキストは違うなあって思った経緯もあります。

※わざわざ中国人の知人に頼んで中国から買ってきて貰ったのに、全部無駄だった。

 

そりゃ、小学生になる中国人の子供は、それなりに会話ができるしね。。。。

因みに中国語の絵本読み聞かせは、普通にそれだけはやっていました。

いずれ英語と同様に中国語算数の文章題も取り組む予定。

 

 

 

 

さて、何故に海外学習テキストを同時並行で行っているかと言うと、

 

”言語取得だけでなく文化習慣に由来する、その国々の論理的思考が少しでも理解できたら”

 

と、いうことが狙いです。

 

これは自分が海外ビジネスを通して、その国の言葉を喋れるだけでなく文化習慣から来る思考が理解できていないと意図が通じないという経験をしてきているから。

 

 

 

 

 

子供には、世界で渡り合えるスキルを身につけて貰いたいと思えばこそ、早い時期から3言語同時学習を取り入れて進めているという訳なのです。

 

が、

 

日本のみならず、海外の国の学習も同時に進めるって、それだけ学習時間は取られます・・・・・キツイね(苦笑)。

 

 

もしかしたら無駄なことをしているのかも知れません。

何せ、周りで参考になるケースがなくて、手探りで進めています。

 

 

 

よく聞くのが、

 

「母語となる日本語を定着させてから外国語を習わせた方が・・・・」

 

とかですが、個人的には反対で”早いうちから”取り組んだ方が良いと思います。

 

例えば、ご両親のどちらかが日本人で、片方が外国人の場合、育つ子供はバイリンガルというケースも多々ありますよね?

知人にもいますが、何ら言葉に不自由もしていませんし、寧ろ言語スキルに関しては羨ましいくらいです。

 

自身は中学から英語を、社会人になって中国語を学習しましたが、脳内の言語ロジックは日本語から切り離しにくいです。

そんな自分とは異なり、言葉を覚える前から3言語に触れてきている子供は、やはり脳内の言語ロジックが自分とは異なる感じがします。特にリスニングに対しての反応は早いと思います。

まあ根本的に(?)、ワタクシ自身に言語センスが無いのが原因かもしれませんが・・・・。

 

 

 

こんな感じで、ウチの子供は育ってきました。

3歳くらいまでは、発言語で日本語が上手くありませんでしたが(当然、英語も・・・)、5歳5か月になる今は問題ありません。

※4歳頃は、ヤバい!発言語が少し変な日本語になるのは、このせいか?と焦っていた時期もありましたが(苦笑)

 

 

 

将来、グローバルで生きていくことを意識したら、その国(言語)に由来する学習内容から学び、出来る限りその国の文化習慣を理解できる土台があった方が良いのではないかと思い、海外の学習テキストを活用しています。

 

 

果たして、これで「海外の学習テキストから得る論理的思考」が得られるかは、未知数ですが・・・・。

 

 

やらないよりかは、良いよねってことで。