良心的な値段ですね、
と言われたことがあります。
それは、数年前まだまだ駆け出しのひよっこだった時分、
マルシェ
(今でもひよこですが、おかげさまで少し歩けるようになりました)
お客さまは、そう言って私の商品を購入くださいました。
お褒めの言葉をかけて下さったにもかかわらず、
私はその時、焦りの感覚を覚えてい
この良心的な価格で続けていけるのか、と考えた時に答えは明確な否、だからです。
マルシェに出たのだから少しでも買ってもらいたい、
という思いもあり、〈安いから買う〉という価格をつけていたように思います。
その頃から、
〈安いから買う〉や、
〈安いのが良心的で、高いのが、、、〉
という価値観からも解放されたいと思うようになっていました。
では、どうするか。
自分の特性としては、職人思考が強いと思っていたので、製作技術
まずはバッグや雑貨の縫製の請負い仕事を始め、徐々にその生産数を増やしていきました。
たくさん作るなかで製作技術を向上と収入の安定を図ろうという狙いがありました。
並行して ze-key ブランドを構築していけばよいのだ。
そう思っていました。