”五行棚”でお点前しました。
行列がけっこう長いし巡行ルートも長いのだけど地域のお祭りだから知らない人が多いよね。近所のお母さんたちと一緒に、”ボケ防止になるから”と獅子舞に頭を噛んでもらった。ホントかいな(笑)?
五穀豊穣、野菜で飾られた「ずいき神輿」は、予定時間よりもかなり早く通り過ぎてしまったらしく、見れなかったの。残念~。
そして、京都市産業技術研究所の漆の生徒さんたちへの、2年に1回という茶道実習指導に行ってきた。着物着たのも2年ぶりよ。。。
今回は梅小路公園駅すぐの去年オープンしたホテル内にある淡交社さんの新施設、「茶瑠」を使わせていただいた。1階フロアには陶芸や生け花、きき酒の体験、各種イベント店などがあって、新しいからとても綺麗。茶瑠はお抹茶のカフェでお点前体験なども気軽にでき、奥に4畳半の貸茶室がある。季節の綺麗なお道具も全て借りられるので、とても有り難い。花、お菓子も濃茶まで含まれている!スタッフの方も気を利かせて動いてくださるので、カフェと共用の狭い水屋でも大丈夫でした。
生徒さんは20代が多く、茶道も全くの初めて。路地、茶室内での基本の動き、お菓子や濃茶、薄茶の飲み方、拝見の仕方、「お先に」「どうぞ」、感謝の気持ち。茶道はとても1回では学びきれない内容だけど、季節感や使い方を知ってお道具を作ること、普段どれだけ五感が眠っているのかということに気づいてもらえれば。と、この時間が今後の作品作りのヒントに少しでもなってくれたらいいなと思いながらお点前をしつつ3時間喋りっぱなしのあれこれ動きっぱなしで汗だくになりながら、これからの伝統工芸の若手を応援させていただいた。お道具の揃った借茶室はなかなかないので、お稽古などに使用される方もいらっしゃるとか。茶瑠スタッフの方、沢山のサポートを有難うございました。
中旬には9月10月と天秤座が二人なので、誕生日会という名の”
まとめて天秤座の会”。いつもお世話になっている「喜shin」さんで。
お花とデザートに花火パチパチをして祝っていただきました。
有難うございます。
それから今年は秋に開催した上七軒歌舞練場での「北野をどり」へ。
第一部は元号”令和”の「梅花の歌」の作者、大伴旅人がタイムスリップする、色鮮やかな衣装チェンジと時代演出の多い、平和を願う現代舞踏劇だった。キリシタンやスカイツリーなどが出てきて、グローバルなSF劇に、後ろの方にいた外国の方たちから「ワァーオォ!」と聞こえてきた。
フィナーレの上七軒夜曲は、いつものピンクの満開の桜から、今回だけの燃える赤い紅葉の中の黒紋付姿でとても新鮮だった。3年ぶりに開催できて良かったね!と思う。
さぁ、3年ぶりに東京のお茶仲間たちが上七軒に集まったなら、夜はお座敷の流れでござんす♪
次々に舞台終わりで着替えてきた姉さん方が挨拶に来てくれて、千社札が一気に集まって東京の方たち大喜び☆ 千社札を貰ったらパンフレットを開いて役の写真と名前を確認、それぞれの舞台上での裏話も聞けて、話もお酒もどんどん弾む。(マスクは取れないけれど…)
「金毘羅船々、追手に帆かけてシュラシュシュシュ~♪」「とらとーら、とーらとら♪」「お回りよいやさっ!♪」とお座敷遊びも交代で体験。酔いの楽しい時間はあっという間ね☆
翌日のおやつには中庭で購入した老松さんのカカオやラムレーズン、赤シソ入りの落雁。薄い木地に弁柄色の漆で掻き合わせ塗りをした、イルミネーション模様の豆皿に盛ってみた。5枚だから梅の形にできるね。
そして先週には、お仕込みさんから見習いさんを経て、晴れて舞妓ちゃんとなれるお見世出しの日をお祝いに♪
黒の着物に金の帯、お化粧も似合ってあらまあ綺麗になっちゃって。(#^.^#) 可愛らしい笑顔の「市きよ」ちゃん、おめでとうございます!
見習いさんの半だらの帯、髪型や簪、お見世出しの3本の襟足、鼈甲の簪、割れしのぶに銀朱の見送り、、、その時にしかしない姿を、記念に。
応援してるよ、おきばりやす!