ジャパンハンドラー
(孫崎亨ツィッター)2011 2 21

多くは米国の軍産共同体と密着し、日米軍事協力を最優先させている。普天間問題では鳩山首相を揺さぶった。その時活躍したのがアーミテージ(注:ジェラルドダイナミックス社(軍需産業)取締役、コノコフィリップス(石油会社社外取締役)、アーミテージインターナショナル(政界ロビー活動機関)主催)、キャンベル国務次官補、ゲーツ国防長官(注:必ずしもこのグループには組しないと見なせる。海兵隊のリストラを打ち出したから)、カーチスコロンビア大教授、マイケル・グリーンらがいる。この人々が日本の政治家、マスコミ、官僚、財界人を動かして鳩山首相を辞任に追い込んだ。(…)しかし残念ながらそうしたジャパンハンドラーは必ずしも米国主流の人々ではないということである。(注:アメリカにおいて)日本の重要性が政治的に後退し、軍産共同体のみが強い関心を持つ異例のなかで、この人々が力を持っているということである。
ライシャワーの顧問パッカードが普天間問題の時「海兵隊の理論が国防省の理論、国防省の理論がホワイトハウスの理論」と嘆いた。鳩山首相追い落とし進行のなか、擁護に回った人々もいた。これらの人々と連携を組めなかったのが残念だった。(注:菅直人などは国家安全保障相として協力すべきだったがだんまりを決め込んだ。今は総理大臣として、危機をばらまいている。)その考えを紹介する。カプチャン(クリントン下で国家安全保障会議欧州部長)、マイケル・ベリー(プリンストン大教授)
新しい日本、アジア
「オバマ政権は鳩山首相の新しいアプローチを拒絶するよりは歓迎すべき。日本はおおくの点で欧州がとってきた道を歩み始めている。冷戦の集結とともに欧州は地域結合のペースを上げ、ワシントンからの独立志向。米国は結果としてより独立した欧州の利点を教授。日本が中国との関係を深め、日中がフランス・ドイツ間の良好な関係の回復と同じことを繰り返せるかも知れない。米国に冷蔵する日本より、自己を主張し、独立した日本の方が東アジアに貢献する。一部の民主党に伝えるも連携できず残念。
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日米安保マヒィアの面々のアメリカ側は具体的にこの内容のなかにあるとおり、利権に食らいつく連中だろう。連中がアメリカの正当な主流ではないことを記憶して、マスコミ報道を見るべきだろう。