まほうじゅＰＬＡＺＡ、ご案内ブログなど、まほうじゅブログの詞
子供たちが駒に向かい 視界を広げ
火車（ひしゃ）や 勝利や 知恵までも つかもうとしている
「まほうじゅとは、おもちゃだよ。」と、ウソを言えない私、
見る間に学力が伸びるの気づいていた
部屋のオブジェが表す 「何か」
ボケかけのママの脳も揺さぶるらしい
互いにとって、気持ちいつも探る遊び
ちょっと、教室じゃ習えない「まほう術」
（Ｍｅｌｏｄｙ：久保田早紀「異邦人」）
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ネット不能！3GB消失事件(2)
「だめだ！やっぱりおかしい！」
パソコンBの電源を切り、ポケットWi-Fiのデータ量残量表示をにらんだ。
今朝も、案の定、パソコンの電源を入れただけで、みるみる使える通信量の限度に近づく。
「まずい。これでは使えない。」
うちの通信スポットはポケットWi-Fi。うちでネットを使うのは自分だけだから、「自分のいる場所がネット環境」でいい。
数台のノートパソコン（時には、スマートフォンも）のどれをどこで使おうとも、「ここ」でつながればいいわけだ。
朝最初に使う前に日課で、ポケットWi-Fiの使用量表示をゼロにする。これで、今日どれだけ使ったかがわかる。
通信量表示は1.1GBに達している。
うちのポケットWi-Fiの契約は、1日の限度3GB、それをオーバーするとペナルティで速度制限を食らうことがある。
もう3分の1を超えたことになる。
似た症状で、うっかり変なメーカーのソフトをダウンロードしたせいだった、ということがあった。
softnic.jpにアクセスを許可していた設定を取り消すことで解決した、と思われたのだが
3GB消失現象は終わっていなかった。3GBモバイルユーザーにとってもっと深刻な問題が残っていた。
それも、悪質アプリ導入以上にWindows10パソコンユーザーにとって避けて通れない、極めて身近なことが。
実は、この事態の原因はもうわかっていた。
こうなる前に、パソコンAが、電源を入れただけで猛然とデータ量を消費することを確認していた。
その原因とは、アップデート機能が動いてしまうのだ。
原因は分かっていても、対策は前回以上に困難だった。3GBユーザーには絶対に解決不能だ。
問題は、更新プログラムのべらぼうなサイズ。解決時にわかったことだが、それは実に6GBを超える。
1日3GBが限度では、絶対に更新は実現できない。必ず、更新を試みてはデータ量が尽きて途中で停止する。
他にも更新待ちだったパソコンがあって、ひとたび更新を開始してしまえば同様に最悪の事態に陥る。
電源を入れただけで猛然とデータ量を食い潰す。ここまでは、と思ってパソコンをシャットダウンする。
0.5GBから1.1GBまでで食い止めるまで、更新プログラムのダウンロードは20%。
読み込みだけで2.5GB食い潰すサイズだということだ。しかも、ソフトがこれで終わりとは限らない。
Windows10の更新は、外出先で使うにはモバイルルーターといっても、基本、定額固定回線LANを前提にしているらしい。
無節操に巨大なサイズの更新プログラムも平気で送ってくる。そうなったら最後、3GBユーザーにはどうしようもない。
それが、パソコンBを1.1GBでストップしたところまででわかったということだ。
その他のものにも更新プログラムダウンロード待ちの表示が現れている。うっかり動かすと危ない。
さて対策だが。3GBだから不足なのだ。容量の大きい、または無制限のルーターで更新を完了するしかない。
一時的にでもつながればいいのだが、町のLANスポットを借りるのは、何台も持ち込むだけでも非現実的だ。
何時間かかるかしれない更新に付き合う可能性を考えても、自宅でできる方法しか選択肢が無い。
まず現在のルーターのプロバイダに伺いを立てた。このケースで対応できないので他のルーターに交換できないか、と。
このプロバイダでは他に3日データ量上限10GBのものを扱っている。更新で1日8GB使ったとしても何とかなる。
ただし、1日ものか3日ものかの商品指定はできず、交換も電波が届かないエリアだった場合に限っている。
更新、という切実な問題を訴えたにもかかわらず、問い合わせて丸2日後、交換要請は断られた。
そして思い至ったのは、大容量モバイルルーターを1週間レンタルして使う方法。これが最後の手段だ。
Yahooショッピングに注文してさらに数日待ち、手にしたのは3日データ量使用限度20Gbのタイプ。
モバイルルーターのお得感が無くなる買い物だが、病んで動けないパソコンの復活には致し方無い。
最初のパソコンAから始めた。電源を入れただけで案の定猛然とデータ量を食い潰す。
更新に長い時間をかけた重症ぶり。これが、これだけでデータ量6GBに及んだというやつだ。上限3GBでは手に余るわけだ。
それでも20Gbあると安心だ。以下、全部のパソコンの更新を大なり小なりすべて片づけた。
今はやり過ごしたが、上限3GBの思いがけない落とし穴だった。
普段なら全然困らない量なのに。更新という、時にあり得ることであっぷあっぷする。
それでも、「使用データ量に限度のあるデバイスです。必要最低限の更新だけにして」という設定もあるらしい。
通知領域のネット電波アイコンをクリック、使用中のWifiスポットの「プロパティ」をクリックして
「従量制課金接続」をオンにする。
使用量に応じて課金とか、限度を超えると追加料金があるのが従量制だと思っていたが、
限度を超えると速度制限がつくのも従量制らしい。
制限がつくのには違いない。モバイルルーター派になろうと考えるなら3日10GBタイプにこだわるべきかもしれない。
このお話は、ノンフィクションです。
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