まほうじゅ+こぎん刺し
まほうじゅPLAZA、ご案内ブログなど、まほうじゅブログの詞
子供たちが駒に向かい 視界を広げ
火車(ひしゃ)や 勝利や 知恵までも つかもうとしている
「まほうじゅとは、おもちゃだよ。」と、ウソを言えない私、
見る間に学力が伸びるの気づいていた
部屋のオブジェが表す 「何か」
ボケかけのママの脳も揺さぶるらしい
互いにとって、気持ちいつも探る遊び
ちょっと、教室じゃ習えない「まほう術」
(Melody:久保田早紀「異邦人」)
*******
12月上旬で、もうこの積もり方。
慣れっこの雪国でさえ余し気味。
こうなると、いろんな面で動きが取れなくなる。
陸のまま閉ざされた感じ。
もう、この調子で年を越すのだろうか。と思うと、ブルーです。
今年はこれが早いなあと感じます。
早く始まって、長く冷たく辛い冬になるのだろうか?
早々に分厚い積雪を見た年は不安です。
災いこそ、閉ざされた場所でのことであってほしい。
*
まほうじゅ脳が描き出すStory
VANISHER日本聖戦教会編 <6>さらば、オメガポリス
津村正也はせわしなくキーボードを叩いていた。由美が手に入れたタブレットのデータ解析。
敵の実態を追う真剣なVANISHERの仕事。のはずが、思い出し笑いでつい顔がにたにたと歪む。
前日深夜、由美が遠く郊外まで足を運んでいっぱい食ったはなしがつぼに入ったようだ。
「めぼしい情報、ねえなあ。相当深く掘り下げないと・・・で、空振りだったりして?ぷっふっふ・・・。」
「うるさい!余計なこと考えない!早く何か掘り当てなさいよ!」
由美はすっかりご機嫌斜めだ。苛立たしく部屋の中をうろついたりソファに身を投げたりと落ち着かない。
努めて冷静になり、しかしまたつい思い出しはらわたが煮えくり返り、を延々と繰り返していた。
1人で教会を殲滅する、とぶちあげておいてすかされたことまで思い出し、なおさら恥ずかしい。
「ま、焦るな。肝心の兄弟は洋一と翔が抑えてるんだ。お呼びがかかれば真っ先に行かせてやるよ。」
リーダーの貞雄は穏やかな口調で由美をなだめた。温情のこもった声で言われると不思議と落ち着く。
2人の様子を自分のデスクから見渡しながら、一方で事件の展望に思いをはせ、かすかに顔が曇る。
「敵もさる者、か。穏やかじゃないな。何か不吉な・・・。」
その頃、ある町の外れ、元は金持ちの土地と別荘と思しきとある広場の真ん中の古ぼけた家。
何の変哲もない白い乗用車が現れさびついた門の前に止まった。
1人の男が運転席でタブレットの地図を確かめ、その家を見据えてつぶやいた。
「何だ、ただの廃墟か。いや、偽装か。地下室で今頃、俺たちを探っているんだろうよ。」
男は悠然と車を降りてトランクを開けた。中には液体のたっぷり入った黒いポリタンクが1つ。
その蓋の部分に何やら銀色の装置がついている。男はそのポリタンクを片手で軽々と取り出した。
「あれが、オメガポリス基地か。GPSさまさまだな。タブレットを持ち帰ったのが運のつきだ。」
門の前に立ち廃墟を睨む。周りを見回しても誰もいない。チャンスだ。
「自分らが死んでも他人を巻き込まないように、気配りの配置なんだろうな。見上げた心意気だ。
望み通り、お前たちだけで寂しく死なせてやる。それが神の思し召しだ。
我々の邪魔をした報いだ。・・・・・・さらば、オメガポリス。」
男はポリタンクを高々と空に放り投げ、後ろも見ずに車に乗りその場から走り去った。
ポリタンクは大きな弧を描いた後1階の窓に激突、衝撃で蓋部分の高性能手榴弾が爆発した。
それがタンクに満ちていたガソリンに引火し、『オメガポリス基地』は轟音と共に吹っ飛んだ。
地下室があったとしてももたないだろう。すさまじい爆発で、町はたちまち大騒ぎになった。
「来たぞ。」
正也が叫んだ。タブレットを仕掛けた場所で、反応が消えた。タブレットが破壊されたということだ。
正也は由美がタブレットを入手した現場で合流。タブレットからHDDだけ抜き取り持ち帰っていた。
タブレットがGPSで追われていることは想定済み。そこで本体はその廃墟に放り込んでいた。
その古い家は、オメガポリスのボス・松川が所有する庭付き一戸建ての1つ。
活用の方向が定まらず、取り壊しを検討されていたものをVANISHERが使用を申し入れていた。
それが、囮のアジトということだった。誰か敵に爆破してもらえば、取り壊すにも手間が省ける。
敵の攻撃を有効活用した上、先に手の内をさらさせた。どうやらかなりの過激派のようだ。
貞雄はリモコンでテレビをつけた。由美がすぐに画面の正面に陣取る。
ワイドショー番組の中で臨時ニュースとして謎の爆発事件を報道していた。
爆弾テロを匂わせる報道だった。だが、被害者が1人も出ず恐ろしく率の悪い「無人廃墟テロ」。
消火活動の映像と共に、冒頭から謎だらけの怪事件として伝えられた。
真相の多くを知るVANISHERたちが厳しい目つきで報道を睨んでいた。
「あの暴力が他の人間に向けられたら大変だぞ・・・。」
貞雄の呟きを聞くまでもなく、正也はデータの検証を急いでいた。自慢のIT力を総動員する。
早く捕まえなければ。もう正也の目つきに思い出し笑いをする余裕はなかった。
つづく
当然、このおはなしはフィクションです。
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まほうじゅ脳が描き出すStory
VANISHER日本聖戦教会編 <6>さらば、オメガポリス
津村正也はせわしなくキーボードを叩いていた。由美が手に入れたタブレットのデータ解析。
敵の実態を追う真剣なVANISHERの仕事。のはずが、思い出し笑いでつい顔がにたにたと歪む。
前日深夜、由美が遠く郊外まで足を運んでいっぱい食ったはなしがつぼに入ったようだ。
「めぼしい情報、ねえなあ。相当深く掘り下げないと・・・で、空振りだったりして?ぷっふっふ・・・。」
「うるさい!余計なこと考えない!早く何か掘り当てなさいよ!」
由美はすっかりご機嫌斜めだ。苛立たしく部屋の中をうろついたりソファに身を投げたりと落ち着かない。
努めて冷静になり、しかしまたつい思い出しはらわたが煮えくり返り、を延々と繰り返していた。
1人で教会を殲滅する、とぶちあげておいてすかされたことまで思い出し、なおさら恥ずかしい。
「ま、焦るな。肝心の兄弟は洋一と翔が抑えてるんだ。お呼びがかかれば真っ先に行かせてやるよ。」
リーダーの貞雄は穏やかな口調で由美をなだめた。温情のこもった声で言われると不思議と落ち着く。
2人の様子を自分のデスクから見渡しながら、一方で事件の展望に思いをはせ、かすかに顔が曇る。
「敵もさる者、か。穏やかじゃないな。何か不吉な・・・。」
その頃、ある町の外れ、元は金持ちの土地と別荘と思しきとある広場の真ん中の古ぼけた家。
何の変哲もない白い乗用車が現れさびついた門の前に止まった。
1人の男が運転席でタブレットの地図を確かめ、その家を見据えてつぶやいた。
「何だ、ただの廃墟か。いや、偽装か。地下室で今頃、俺たちを探っているんだろうよ。」
男は悠然と車を降りてトランクを開けた。中には液体のたっぷり入った黒いポリタンクが1つ。
その蓋の部分に何やら銀色の装置がついている。男はそのポリタンクを片手で軽々と取り出した。
「あれが、オメガポリス基地か。GPSさまさまだな。タブレットを持ち帰ったのが運のつきだ。」
門の前に立ち廃墟を睨む。周りを見回しても誰もいない。チャンスだ。
「自分らが死んでも他人を巻き込まないように、気配りの配置なんだろうな。見上げた心意気だ。
望み通り、お前たちだけで寂しく死なせてやる。それが神の思し召しだ。
我々の邪魔をした報いだ。・・・・・・さらば、オメガポリス。」
男はポリタンクを高々と空に放り投げ、後ろも見ずに車に乗りその場から走り去った。
ポリタンクは大きな弧を描いた後1階の窓に激突、衝撃で蓋部分の高性能手榴弾が爆発した。
それがタンクに満ちていたガソリンに引火し、『オメガポリス基地』は轟音と共に吹っ飛んだ。
地下室があったとしてももたないだろう。すさまじい爆発で、町はたちまち大騒ぎになった。
「来たぞ。」
正也が叫んだ。タブレットを仕掛けた場所で、反応が消えた。タブレットが破壊されたということだ。
正也は由美がタブレットを入手した現場で合流。タブレットからHDDだけ抜き取り持ち帰っていた。
タブレットがGPSで追われていることは想定済み。そこで本体はその廃墟に放り込んでいた。
その古い家は、オメガポリスのボス・松川が所有する庭付き一戸建ての1つ。
活用の方向が定まらず、取り壊しを検討されていたものをVANISHERが使用を申し入れていた。
それが、囮のアジトということだった。誰か敵に爆破してもらえば、取り壊すにも手間が省ける。
敵の攻撃を有効活用した上、先に手の内をさらさせた。どうやらかなりの過激派のようだ。
貞雄はリモコンでテレビをつけた。由美がすぐに画面の正面に陣取る。
ワイドショー番組の中で臨時ニュースとして謎の爆発事件を報道していた。
爆弾テロを匂わせる報道だった。だが、被害者が1人も出ず恐ろしく率の悪い「無人廃墟テロ」。
消火活動の映像と共に、冒頭から謎だらけの怪事件として伝えられた。
真相の多くを知るVANISHERたちが厳しい目つきで報道を睨んでいた。
「あの暴力が他の人間に向けられたら大変だぞ・・・。」
貞雄の呟きを聞くまでもなく、正也はデータの検証を急いでいた。自慢のIT力を総動員する。
早く捕まえなければ。もう正也の目つきに思い出し笑いをする余裕はなかった。
つづく
当然、このおはなしはフィクションです。
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