日曜日の話ですがF3の試乗に行ってまいりました。
F4でも無く、ブルタでもなくF3です。
クランク逆回転のバイクとはどんなものぞ？と思いまして。
ピボット付近からの突き上げ感は皆無に等しく、非常に良い感触。
ここらが最大のメリットなんだろうなぁ。
以下、メリット、デメリットを挙げてみます。
メリット
非常に軽い車体。
切り替えし等は国産ネイキッド等の方が軽く行えるものの、任意のライン通りに沿って走る、狙ったラインに乗せていく感覚は国産には見られない程のピッタリ感。
足着きも良好。
オートシフター超楽。
アッパーカウルのデザインに好みは分かれるであろうものの、国産では得られない所有感のあるスタイリング。
ここはマジ惚れる。
デメリット
希薄な低速トルク、市販レーサーやサーキット上りの人には苦も無く扱える範囲。
国内仕様では、やる気が出る前に頭打ちの来る8000rpmのリミッター。
シルキーな吹け上がりでは無い雑味のある回転上昇、トライアンフと比べるとかなりガッカリ。
豆電球なヘッドライト。
パニガーレよりも要求レベルの高いポジション。
こんな所でしょうか
他にも気になる点はあるものの、個体差レベルでの話ですので気になる方は以下を読まないのが吉。
個体差による不満点
サスセッティングが変更されているにも関わらず、タイヤ空気圧が指定値のまんま。
ピボット付近からの姿勢変化の少ない設計にも関わらず、サス減衰圧が最弱の為、前後ピッチングが非常に大きい。
乗り辛いわー・・・。
デメリットが意外と多く感じられるかも知れませんが、客観的に感じた事ですので、個人的には雑味のある吹け上がり位でしょうか。
のんびり走ろうかなーといった気分の時には全く向いてません。
そういう類の吹け上がりです。
シフトタッチの硬さは気になるものの、オイルでどうにかなっちゃう程度でしょう。
トライアンフ デイトナとの比較で言えば、スタイリング以外はデイトナの勝ちかなぁ・・・。
体が療養中と言うこともあり、この日はF3だけでしたが、
次回はパニガーレSでも乗って来る事にします。