いくら待っても帰って来ない・・・ | とりそれぞれ

とりそれぞれ

6羽のインコと暮らしています

午後から雷雷がゴロゴロ・・・

実家の犬は雷が嫌いです。

今日、父は仕事で留守のはず・・・

気になったので、様子を見に行ってみました。


私が行くと、小屋から飛び出して大喜びビックリマーク

早速玄関先へ、入れてやりました。


犬の頭を撫でながら

私も玄関を上がったところに寝転んで昼寝。


名前は「ちーちゃん」と言います。

ちーちゃんはいつも誰かを待っている感じです。

門の所で通って行く人を、静かに見ています。

多分、母を待っているのだと思います。


「こんなにちーちゃんが待っているのに

お母ちゃんは帰ってこやへんなぁ・・・」

って話した途端、涙がこみ上げて・・・

私が小さい頃、母は入院している寝た切りの祖母に

付きっきりでした。

夕方になると、

食事の用意と洗濯とお風呂に帰って来ました。

その母の帰りを

真冬のバス停で待っていた記憶が

思い出されて。


あの頃は、何台かバスを見送れば

母は帰って来ました。

でも今は、何台見送ってもどれだけ待っても

帰って来ることは絶対ない。


時が解決する、なんてよく言いますが

時間が経ったために、はっきり自覚されることも

あるんだと、初めて理解しました。



草むらでダニをいっぱい付けて来て

そのせいで、毛が抜けてしまいました。

今は病院で薬を付けてもらいましたので

快方に向かっています。毛も生えてきました。