映画:ホテル・ハイビスカス
今日見た映画をご紹介します。ホテル・ハイビスカス [DVD]/蔵下穂波,照屋政雄,余貴美子なんで、これを観ようと思ったかというと昨日TSUTAYAに寄って、なにを観ようかなーと物色していたところ通りすがりのカップルの女性が「この映画、すっごくいいんだよ。今度観て!」と言っているのを聞いて、ふっと観るとこのタイトル。そして、そこに書かれていた説明が「沖縄、家族、食事」‥‥か、借りるしかないっす。という感じで、レンタルw(あと、強いて言うなら借りようと思っていた「食堂かたつむり」が全部なくて、その近くにレコメンドとして紹介されていたというのもありますがw)よかった。そして、まだいないけど、いつか子供ができたら一緒に観たいw全体的に、ゆるーく、なつかしく、大切な習慣や風習がちりばめられている作品。「めっちゃよかった!絶対観るべき!!」と鼻息荒く語る作品というよりじわーっと良さが広がっていくような気持ちになる作品でした。「ナヴィの恋」の中江裕司監督の作品という事ですが初めて中江監督の作品を観ましたがかなり好きです。=====(ここからネタバレの可能性があります)=====主人公は美恵子という、小学3年生の女の子。その家族が経営するホテル・ハイビスカスが舞台。ビリヤードが得意で、いつも寝ているお父さん。夜は蝶に変身する、お母さん。黒人アメリカ兵とのハーフでプロボクサーを目指す、お兄さん。これまたアメリカ人とのハーフの、お姉さん。そして存在感大な、沖縄の風習を守る、おばあさん。そんなホテルの1室しかない客室に泊まる、能登島。全体は大きく5部の短編ストーリーのような構成でその1つ1つがすごく心に残ります。プロローグ・フェンス・太陽(ていーだ)母ちゃん・美恵子の大冒険・お盆どうーい全体のストーリーとしては美恵子が実在するといわれる神様キムジナーを探し、冒険するというストーリーで沖縄の太陽、海、ハイビスカスを背景におてんば恵美子が走り回る!とにかく沖縄弁なので、何を言っているのかちょっとわからないところもありますがそこも愛嬌wなーんとなく、伝わります。家族や出会った人たちから家族の大切さや、先祖への感謝、戦争撲滅の想いを日常の風景を通して感じ取って成長する美恵子のエネルギーあふれる、くったくない様子がめまぐるしく本当に愛らしい。中でも「お盆どうーい」の中のお父さんの台詞がすごく頭に残ったのですが、美恵子が、家族の事をけなしてきた友達と喧嘩をして石をぶつけ、家に帰るシーンがあるのですが帰る早々、お父さんに「美恵子!なんで友達に石ぶつけたの!石をぶつけたり、木の棒でなぐったりするとそれが戦争になっていくんだよ!」という台詞。こうやって小さい子供に、武器を使うという事が戦争につながるっていうことを教えるのは本当に重要な事だと思った。そして、映画全体を通して出てくる替え歌。小学生の頃、だれでも歌ったことがあるんじゃないかなーというようなものでばかばかしくて本当にほころぶw例えば(森のくまさんのリズムを思い浮かべながら読んでください。)「あるーひんけつ、 もりのなかんちょう、 くまさんにんにく、 でああったんこぶ ♩」とか。とにかくBGMではなく、替え歌が流れているのも楽しい。ふわーっと何度も観たくなるような映画でした。この感覚って、もしかして都会に育った人には伝わらないのかなー?今度、聞いてみようと思います。=====(ここまで)=====それにしても、一緒に映画を観ていたS口さんは、ストーリーが盛り上がる序盤で眠気に負けてました‥‥。最初は確かにちょっと退屈な感じも否めませんが、それがあとから聞いてくるので観てみようと思う人はちょっと我慢してみてくださいwホテル・ハイビスカス